月〜

試合結果

横浜リボン2023・Feb.

2023年02月23日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分



横浜リボン2023・Feb.
2023年2月23日(木祝)ラジアントホール
11時30分開場/12時00分開始
観衆:175人(満員)

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○神姫楽ミサ&咲蘭(11分50秒 ミサロール)キク×&Himiko

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
清水ひかり&○海乃月(13分07秒 変形ラ・マヒストラル)石川奈青&鈴木ユラ×

◆第3試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○柳川澄樺(15分04秒 1010)松下楓歩×

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
真琴&○星ハム子(16分03秒 片エビ固め)アマゾン&Yappy×
※ダイビングボディプレス

◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
安納サオリ&×星いぶき(19分38秒 エビ固め)トトロさつき○&朝陽
※動くこと雷霆の如し

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【オープニング】


入場式の前にhotシュシュの千春代表がリングに登場。4月12日に行うプレ旗揚げ戦の一部内容と2試合中の1試合を発表した。この日は千春代表のリアルバースデーであり、それを祝う獅子舞を一般人・澤宗紀氏が披露。さらにガンバレ☆プロレスのHARUKAZEがネバーギブアップとしてお笑いライブを行う。そして千春代表のルーツである木口道場、そしてデビュー戦を行ったSPWFへの思いが込められた対戦カードして、谷津嘉章vs勝村周一朗が行われる。当日は練習生の紹介、そして後日、発表されるもう1試合は「心に決めているカード」(千春代表)が行われる予定。


◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○神姫楽ミサ&咲蘭(11分50秒 ミサロール)キク×&Himiko



昭和エンジェルスが久々のタッグを結成。一方の神姫楽と咲蘭は1月29日新木場大会以来のタッグ結成。前回の試合では咲蘭がキクに敗れており(※1月29日のキクのパートナーは柳川)、2人にとってはそのリベンジマッチでもあった。試合は神姫楽vsHimikoでスタート。ロックアップからリストの取り合いとなり、両者が距離を取ったところで、神姫楽が咲蘭と交代。咲蘭はHimikoをマットにうつ伏せに倒すと神姫楽を呼び込み、2人でおてんばダッシュを仕掛け、咲蘭がフットスタンプ。代わったキクにコーナーで踏みつけられた咲蘭だが、エルボー連打で反撃するとドロップキックでキクを吹っ飛ばす。キクもコーナーを使ってのヘッドシザース、はりつけドロップキックで反撃し、Himikoに交代。代わったHimikoは串刺しエルボーからドロップキックをヒットさせるが、咲蘭もドロップキックで反撃し、馬乗りエルボーからフットスタンプを決める。代わった神姫楽はタックル、エルボードロップ、セントーンの追撃に出る。Himikoは強烈な張り手からボディスラム、ボディシザース、さらに変形三角絞めから、キクを呼び込んでのダブルドロップキックを決める。



エルボー合戦から神姫楽がラリアットを決めるが、Himikoは2発目のラリアットをガードするとダブルアーム・フェイスバスター。代わったキクが串刺しニー、ローリングホイップ、低空ドロップキックを決めるが、カウンターのタックルで反撃に出た神姫楽はドロップキックを決め、串刺しラリアットからリバースパロスペシャルを狙うが、Himikoがカットに入り、キクのダブルのアキレス腱固め。今度は咲蘭がカット。強烈なストンピングを昭和エンジェルスに見舞い、さらに神姫楽が抱え上げて咲蘭がキクにドロップキック、さらにおんぶプレス。キクもボディへの膝蹴りからハーフハッチを決めキクロックを決めるが、再度、咲蘭がカット。ラリアット2連発を決めた神姫楽が、最後は雷電ドロップから両足を抱えて丸め込むミサロールでキクからカウント3を奪った。




◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
清水ひかり&○海乃月(13分07秒 変形ラ・マヒストラル)石川奈青&鈴木ユラ×



2月18日道場マッチではトライアングル戦で対戦した3選手が清水を加えてタッグマッチで対戦。前回、ユラにフォール負けを喫し、試合後も怒りを露わにしていた海乃は先発に出ると「ユラ、出てこい!」と挑発するが、ユラをなだめた冒険家こと石川が先発に出る。海乃をヘッドロックに決めた石川はカットに入った清水も捕まえ、2人をヘッドロックで捕獲。絞め上げるも、清水と海乃がロックを外し、石川をロープに振る。しかし石川はカウンターのクロスボディを2人に見舞うと、清水を蹴散らし、再び海乃をヘッドロックに決める。さらにスリーパーに移行し、絞め上げたところで、ユラに交代。ユラは海乃をボディスラムからPK、さらにアームロックに決める。ロープに逃れた海乃はドロップキックをヒットさせ清水に交代。清水がミドルキックをヒットさせるも、石川が入り、清水をコーナーへ。トレイン攻撃を狙った石川とユラだが、これをかわした清水が2人まとめてのPKFから2人まとめてのダイビングフットスタンプを決める。さらにユラに攻撃を仕掛ける清水だが、串刺しミドルキックで反撃に出たユラはサッカーキック、PKを決めて石川に交代。石川がタックルからファイヤーマンズキャリーを狙うが、これを逃れた清水がコブラクラッチへ。苦悶する石川がズボンのポケットからおもちゃのヘビを出し、後方の清水に投げる。



思わずロックを離してしまう清水。石川がスクールボーイ、さらに清水の蹴り足を抱えての一本背負い。海乃が入り、清水をアシスト。石川のあごに蹴りを叩き込んだ清水だが、石川は清水のバックに回り込む。前方回転のエビ固めで返した清水は稲妻レッグラリアットを決め海乃に交代。海乃は石川の顔面を狙った片足ドロップキックを連打するも、蹴りを打ち落とした石川がボディスラム、エルボードロップ。海乃もヘッドシザースホイップから、再び石川の顔面に蹴りを連発する。石川は気合もろとも海乃に渾身の地獄突きを叩き込む。代わったユラはボディスラムを連発し、さらにエルボー。海乃もエルボーで反撃し、カウンターのドロップキックを放つと、ユラにも顔面片足ドロップキック、お返しのボディスラム、さらに片膝立ちのユラにラリアットを決める。2発目のラリアットを脇固めに決めたユラ。ここで清水がカットに入るが、石川が海乃にダイビングボディアタックを決め、ユラが高速ブレーンバスター。



海乃がカウンターの蹴りからフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。起き上がったユラに海乃が顔面片足ドロップキック。カットに入った石川を清水が延髄ハイキックで場外に落とす。ユラを引き起こした海乃がロープに走るが、ユラはボディスラムで反撃し、右ハイキックをヒット。追撃を狙うユラを水面蹴りで倒した海乃は自身の右足をユラの右腕にからめながら回転する変形のラ・マヒストラルを決め、ユラからカウント3を奪取。道場マッチの借りを返すも、今度は試合後にユラが海乃を急襲。セコンドが止めに入り収まったが、2人の遺恨はさらに深まった様子。




◆第3試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○柳川澄樺(15分04秒 1010)松下楓歩×



2月11日『1259』大会のメインでタッグマッチとはいえ、楓歩にフォール負けを喫した柳川が試合後、シングルでの再戦を要求。2月4日『1258』大会では10分ドローで引き分けている2人が時間無制限1本勝負の完全決着マッチで対戦した。試合前、第2試合で石川が試合後にリングに投げ入れたおもちゃのヘビがそのままリング中央に残った状態で選手が入場。先に入場した楓歩が思わず悲鳴を上げたが、ヘビをつまんでおもちゃと気づくと、再びヘビをリング中央に配置。しかし、一方の柳川が入場後、常に正面を向いていたため、楓歩のいたずらに気づかず。「ちゃんと足元を見ろよ!」と柳川にダメ出しの楓歩は続けて、試合前の握手を拒否する柳川に「握手くらいしろよ!」と迫る。観客もあおりながら執拗に握手を求める楓歩に、さすがに空気を読んで柳川を握手に応じようと手を差し出すも、楓歩はその手を引き込んでスクールボーイへ。カウント2で返した柳川を再び丸め込む楓歩。カウントは2。計3回のスクールボーイを返された楓歩は再び柳川に対峙すると握手を要求。用心しながら距離を詰める柳川にトーキック、ドロップキックを決めた楓歩はボディシザースから自ら寝ころんでのサーフボードに移行。



さらにロープに飛ばすと後ろからニーを入れカバーもカウント2。楓歩がボディスラムからサッカーキックを決めてカバーもカウント2。楓歩がキャメルクラッチ、コーナーに振っての踏みつけ。起き上がった柳川が今度は楓歩をコーナーに振っての踏みつけから弓矢固め、ボディスラムでカバーもカウント2。切り返しで柳川をコーナーに振った楓歩が串刺しエルボーからミサイルキックでカバーもカウント2。楓歩がグラウンドでフェイスロック。ロープに逃れた柳川が起き上がるタイミングで楓歩がドロップキック。カバーもカウント2。柳川がロープに飛んでのライダーキック2連発でカバーもカウント2。柳川が串刺しジャンピングニー、ネックブリーカードロップでカバーもカウント2。楓歩の腰にダブルニーを落とし、変形鎌固めへ。ロープに逃れた楓歩に柳川がはりつけジャンピングニーを決めれば、楓歩もすぐにはりつけドロップキックで反撃しカバーもカウント2。楓歩がサッカーキック3連発を決め、PKを狙うが蹴り足をキャッチした柳川が両足を抱えて丸め込むもカウント2。楓歩がカウンターのソバットから首投げ、PKからのカバー3連発もいずれも柳川がキックアウト。楓歩が低空ドロップキックからカバーもカウント2。楓歩の右ハイキックをかわした柳川がバッククラッカーから片膝を立ててのサーフボード、さらにリバースの変形キャトルミューティレーション。



ロープに逃れた楓歩がエルボーを打ち込み、エルボー合戦から楓歩がSTOもカウント2。楓歩がファンファーレを狙うも柳川がこらえて首固めもカウント2。柳川のコンテンポラリーキックをかわした楓歩が延髄ハイキックから変形ブロックバスターでカバーもカウント2。楓歩が右ハイキックをヒットさせカバーもカウント1で柳川が返す。柳川がコンテンポラリーキックでカバーも楓歩もカウント1で返す。柳川がコードブレーカーから0101でカバーに入るも楓歩が反転してカバーもカウント2。楓歩が投げ捨てジャーマンからファンファーレを狙うが、切り返した柳川が0101でカバーもカウント2。楓歩を引き起こした柳川が1010を決めカウント3を奪い、タッグマッチでの借りを返した。




◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
真琴&○星ハム子(16分03秒 片エビ固め)アマゾン&Yappy×
※ダイビングボディプレス



3月19日後楽園ホール大会で志田&いぶきのリボンタッグに挑戦するむこまこ。この日はアマゾン&Yappyの重量級タッグと対戦。試合前からレフェリーを威圧したアマゾンが先発に出てハム子と対峙すると「チャレンジ!」と左手を高々と上げる。必死にジャンプして、タッチするハム子が逆に右手を上げると、上から抑え込んだアマゾンが一気にハム子の腕を絞め上げる。しのいだハム子が距離を取るとアマゾンの前でセクシーポーズを披露し、アマゾンにもセクシーポーズを要求。「バカ!」とハム子にストンピングを入れたアマゾンがYappyに交代。Yappyがタックルを決めるが、ハム子はコーナーにYappyを押し込んでの腹ウォッシュ。代わった真琴がサッカーキックからキャメルクラッチ。そこにハム子がセクシーポーズの追撃。



ダメージ大のYappyに真琴が串刺しブレイジングキック。代わったハム子と真琴がダブルのお・し・り・ダーッ!からハム子がブルドッキングヘッドロックでカバーもカウント2。代わった真琴が串刺しブレイジングキックを決めればYappyはレッグドロップで反撃しアマゾンに交代。アマゾンが真琴にラリアット。ハム子がアシストに入りダブルブレーンバスターを狙うがアマゾンがリバースで2人を投げ飛ばす。その勢いにハム子が場外に落ちると、アマゾンがハム子にセクシーポーズを決める。さらに真琴をジャイアントスイングで投げ飛ばし、エプロンに真琴が逃げるもエプロン越しのブレーンバスターで叩きつける。かかと落としからのスピアーで反撃した真琴がハム子に交代。代わったハム子がラリアットを連発するもアマゾンは仁王立ち。ハム子をコーナーに振っての串刺しボディアタックからフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。ハム子が腹攻撃。アマゾンがトーキックからパワーボムを狙うもハム子が切り返して丸め込むもカウント2。アマゾンがカウンターのトラースキックを決めYappyにつなぐ。



Yappyがハム子に串刺しのビッグアス、串刺しラリアット、ドラゴンスリーパーからロープ際に追い込んでの飛び込み開脚アタック、ギロチンドロップと猛ラッシュもカウント2で返したハム子はタックルを決めると真琴を呼び込み、真琴がダブルニー、ハム子がボディプレスを決め、むこまこバーガー、延髄ラリアット、シャイニング腹ザード、真琴との合体攻撃ラリアット&スピアーを決めコーナーに上がるが、アマゾンが入り、コーナーのハム子をブレーンバスターで投げ、さらに投げ捨てジャーマンで叩きつける。息を吹き返したYappyがファイヤーマンズキャリーから前方に叩きつけカバーもカウント2。Yappyがストレッチボムを狙うがハム子が切り返しの丸め込みへ。キックアウトしたYappyに真琴が蹴りを入れハム子につなぐ。ハム子がYappyをロープに振るもYappyはカウンターのアックスボンバーでカバー。これを返したハム子が飛び込みラリアット2連発。カバーを返したYappyをバックフリップでカバーもカウント2。真琴がハイキックをYappyにヒット。倒れたYappyにハム子がダイビングボディプレスを決めカウント3を奪取。要所要所のピンチをチームワークでしのぎ勝利したむこまこは試合後、ベルトのポーズを2人で決め、リボンタッグ奪回をアピールした。




◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
安納サオリ&×星いぶき(19分38秒 エビ固め)トトロさつき○&朝陽
※動くこと雷霆の如し



ICE×∞王座戦を行う安納とトトロの前哨戦がこの日のメイン。安納がリボンタッグ王者のいぶきとのチャンピオンタッグで臨めば、トトロは安納とのICE×∞戦を経験したばかりの朝陽をパートナーに対峙した。試合は安納vsトトロでスタート。ロックアップで安納がロープに追い込まれるも、すぐに切り返し安納がトーキック。さらにトトロをロープに振ろうとするがトトロがロープを掴み、これをこらえる。エルボーを連打し、トトロをロープに振った安納だが、トトロはカウンターのタックルで安納を吹っ飛ばす。トトロのラリアットを安納がかわし、安納の蹴りをトトロがかわす。にらみ合いから両者が自軍コーナーに戻り、いぶきvs朝陽へ。ロックアップからいぶきがヘッドロック、タックルを決めれば、アームホイップの仕掛け合いから朝陽のドロップキックをかわしたいぶきがクロスボディを決め安納に交代。「久しぶり!」と朝陽に対した安納だが、朝陽に腰を踏まれ、さらに馬乗りになった朝陽の尻叩きを浴びる。朝陽がトトロに交代。安納をボディスラムで叩きつけたトトロはそのままカバーに入るもカウントは2。エプロンに安納を引きずり、さらにカットに入ったいぶきも重ねると、朝陽をおぶっての踏みつけ攻撃。代わった朝陽が安納にキャメルクラッチ、髪を掴んでのフェイスクラッシャーからカバーもカウント2。ブリッジでキックアウトし起き上がる安納の髪を掴んで押し倒しカバーに入る朝陽。



これを2度仕掛けるもカウントは2。安納が朝陽にかかと落としを決め、髪を気にしながらいぶきに交代。朝陽が呼び込んだトトロとのクローズラインを逃れたいぶきは2人にドロップキック。いぶきが担ごうとするが今度は朝陽が逃れてエルボー、いぶきがダブルチョップで朝陽を倒してカバーもカウント2。ロープに飛ばされた朝陽がエプロンに立つも、動きを読んだいぶきが顔面を蹴り上げカバーもカウント2。ロープに飛んだ朝陽がヒップドロップからカバーもカウント2。朝陽が人工衛星ヘッドシザースからのアームブリーカーを決めるがいぶきがロープエスケープ。いぶきがネックブリーカードロップからライトニングスパイラルでカバーもカウント2。いぶきから安納に交代。安納が片足ドロップキックを決めれば、朝陽もドロップキックで応戦。ロープに飛んだ朝陽にいぶきがニー。ロープ際で尻もちの朝陽に安納が飛び込みニーを決め、フィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、これをこらえた朝陽が着地してのハンマーからネックブリーカードロップでカバーもカウント2。朝陽がトトロに交代。トトロが安納に串刺しラリアット、ボディスラム、ボディプレスでカバーもカウント2。安納がトトロにドラゴンスクリュー、トトロの足をロープにからめてのドロップキックからミサイルキックでカバーもカウント2。安納の足4の字固め狙いをこらえたトトロ。安納のビックブーツをかわしてのセントーンを決めるも、ダメージからカバーに入れず。片膝立ちのトトロが安納を引き起こしエルボー。そのまま両者が起き上がってのエルボー合戦から安納がエルボーのフェイントからのローキックを決め、片膝立ちのトトロの顔面に蹴りを連打。これをしのいだトトロがカミカゼからカバーもカウント2。コーナー2段目からのセントーンはいぶきがカット。



動くこと雷霆の如しを狙うトトロ。こらえてバックに回った安納をレインメイカーの形でラリアットで倒したトトロだが、起き上がった安納が延髄ハイキックを決め、さらに低空ドロップキック。代わったいぶきもドロップキックを決め、さらにロープ際に飛び込みニーからカバーもカウント2。いぶきがトトロに逆水平チョップを連打。安納が入り、トトロを後ろから押さえる。いぶきが「安納!絶対に持っとけよ!」とチョップで飛び込むも、トトロがかわし安納に誤爆。いぶきに朝陽がミサイルキック。さらにダメージの残る安納をトトロがおぶり、さらにその上に朝陽が乗り、3人プレスをいぶきに決める。トトロがカバーもカウント2。トトロがカミカゼでカバーもカウント2。動くこと雷霆の如しを狙ってトトロがいぶきを抱えるが、いぶきは腹固めで切り返す。さらにそのまま丸め込みに持ち込むがカウントは2。いぶきが安納を呼び込みトトロを2人でロープに振るが、トトロは2人まとめてラリアットへ。いぶきには決まるも、安納がこれをかわしトトロに投げ捨てジャーマンから蹴りを入れる。続けていぶきがトラースキックを決めカバーも朝陽がカット。いぶきがいぶニング・スターを狙うが、トトロがこらえる。いぶきが逆水平チョップを入れるが、トトロはカウンターのクロスボディで倒しカバーもカウント2。



再びいぶきを抱え上げるトトロだが、バックに逃れたいぶきはサイドからトトロの足を払い変形ラ・マヒストラルもカウント2。グッド・いぶニングを狙うがトトロが押し潰しカバーもカウント2。トトロが飛び込みラリアットも、起き上がったいぶきがダブルチョップでカバーもカウント2。トトロが再び飛び込みラリアットでカバーもカウント2。いぶきを引き起こし抱え上げると3度目の正直で動くこと雷霆の如しを決め、粘るいぶきからトトロがカウント3を奪った。

〈試合後のリング上〉
トトロ「安納サオリ、チャンピオン!私、逆指名された時にいつタイトルマッチやるか決めなかったことを後悔しています。私は早くICE×∞のベルトをアイスリボンに取り戻したい。だから3月19日の後楽園ホールでタイトルマッチにしませんか?」
安納「そうか、トトロ。私は前回、あなたを逆指名したけど、やっぱり撤回…しませーん!いいよ、3月19日、やろう。全力のトトロをぶつけてきてよ。で、全力で砕けて。」
※トトロの目の前でベルトを掲げる安納。安納からベルトに目を向けるトトロ。



再びにらみ合い。距離を取る。
トトロ「そのベルト、せいぜい磨いといたほうがいいと思いますよ。」
安納「よく聞くやつ。磨いてる、磨いてる。」
※最後はトトロが「3月19日、間違いなくアイスリボンにとって大事なものが戻ってくる日。なので、皆さま、お楽しみに。プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

〈試合後のトトロさつき〉


「逆指名されたときに、いつタイトルマッチやるか決めなかったのを結構悔やんでいるんですよ。いつやるっていう目標があった方がやる気につながるので。安納サオリはたしかに影響力もある。人気もある。強い。でもアイスリボンのベルトはアイスリボンの選手が巻くべきだと思います。3月19日はアイスリボンの歴史に残る1日になるので、楽しみにしててください。」
――安納選手との前哨戦はもう行われないまま後楽園を迎える可能性が高いと思いますが。
「今日が最初で最後の前哨戦やったと思います。私の中では今日、今持ってるトトロさつきは全部出しました。前哨戦から出し惜しみしてても意味ないと思うので。あとは3月19日までに隠し玉を準備して臨みたいです。」
――アイスリボンにベルトがないこの半年間、どんな気持ちでいましたか?
「シンプルに悔しかったです。今アイスリボン所属選手でベルト持ってる人って、リボンタッグ持ってる星いぶきだけなんですよ。たしかに強い選手がベルト持ってたら、試合もきっと面白いし、盛り上がるし、お客さんも楽しいと思うけど、アイスリボン所属として、それでいいのか? いいわけない。いつもそう思ってきたので、絶対に取り返します。」

〈試合後の安納サオリ&星いぶき〉


いぶき「すいません、安納さん。負けちゃいました。」
安納「それよりこっちやろ?(いぶきのチョップが誤爆した胸元を見せながら)こっちに謝って。」
いぶき「いや、謝らないです。自分は19日、安納さんのセコンドにつくんで。ていうことは、安納さんに勝ってほしいってことなんで、絶対に勝ってくださいよ。で、次、そのベルトに挑戦するのは自分です。いいですか、ここで決定して?」
安納「いいよ。」
いぶき「いいですか!」
安納「あなたもこれ(タッグのベルトを)守るんでしょ?」
いぶき「守ります。チャンピオン対決!」
安納「めっちゃいいやん。守りいや。私も守るし。お互いやろうよ。」
いぶき「いいですよ。」
安納「私もちょっとパートナー探すしさ。おらんけど、今。」
いぶき「まあ、そのときまでに。」
安納「それも約束な。そやな、いぶきともしてないしな。」
いぶき「はい、WINWINでいきましょう。てことで、19日は頑張ってください、安納さん。」
安納「あなたも頑張ってください。」
いぶき「はい!では失礼します!」
※いぶきが席を立つ。
安納「あの子もなんか変わったね。いい意味で、凄く。相変わらず強烈なチョップを、まさかね、タッグで組んでるから今日はもらわないかなと思ったのにさ。そっか…トトロさつき…。まあ、そこかなと私も考えてたし。トト口から言ってくれたから、まぁ、まぁ、3月19日、1カ月後かな?まあ、一発かましてくださいよ、トトロの力で。そのかましたトトロを私は潰して、砕けてもらって、このベルトをさらにもっと磨いて、もっとキラキラにします。そんな3月19日にしますので、みなさん、後楽園ホール、アイスリボン、お待ちしてます。まだまだ巻きたいんでね、このベルト。しっかりと守っていきます。」