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試合結果

アイスリボン1205

2022年06月04日 開始時間 14時00分〜 / 開場時刻 13時35分

「アイスリボン1205」
2022年6月4日(土)アイスリボン道場
13時35分開場/14時00分開始
観衆:48人

★エキシビションマッチ3分間
朝陽(1-0)篠瀬ありさ

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
マドレーヌ&×咲蘭(11分06秒 ギブアップ)櫻井裕子&柳川澄樺○
※鎌固め

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○トトロさつき(8分18秒 片エビ固め)キク×
※カミカゼ

◆第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○星いぶき(5分39秒 ギブアップ)Yappy×
※スリーパーホールド
※もう1人は真白優希

◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○神姫楽ミサ(12分13秒 エビ固め)松下楓歩×
※スパインボム

『CLUB ICERIBBON』(生配信)
https://youtu.be/nvEjRnVXc9w
■月額:1,190円


【大会前】


大会前にリリースにもあったように、メイン出場を予定していた石川が体調不良により欠場になったことを改めて報告。第3試合が真白vsいぶきvsYappyのトライアングル戦に、メインが神姫楽ミサvs松下楓歩のシングル戦に変更。さらに翌6月5日大阪大会で復帰する朝陽が第1試合前、練習生の篠瀬ありさの初エキシビションマッチの対戦相手に決まった。また、この日のリングサイドにキクの夫と2人の子供が観戦に来ていることを佐藤社長から振られたトトロは「3人の前でキクを潰す!」と宣言。


★エキシビションマッチ3分間
朝陽(1-0)篠瀬ありさ





急遽、エキシビションマッチを行うことになった練習生の篠瀬ありさは飛鳥プロレスの篠瀬三十七(=引退)の実娘の17歳。緊張の面持ちでリングに立ったありさだが、ゴングと同時に朝陽に対し、エルボー連打で突っかかり、コーナーに詰めてもエルボーを連打。中央に朝陽を引き込むとボディスラムを狙うが、これをこらえた朝陽は前蹴りからありさをコーナーに投げ飛ばしての踏みつけて首投げ2連発からカバー。これをありさがキックアウトすると、脇固めを決め、一気に絞め上げると、ありさからギブアップを奪った。起き上がれないありさにストンピングを入れる朝陽。ロープに飛ばしてのサイドキックを決め、さらにロープに振るが、ありさがカウンターのタックルで朝陽を吹っ飛ばす。さらにタックル3連発を決めて、カバーに入ったありさ。キックアウトした朝陽はエルボーを打ち込むが、ありさもエルボーで反撃すると、エルボー連打で朝陽を追い込み、自らロープに飛んでのドロップキックから2度目のカバー。



朝陽がキックアウトすると、その流れから逆エビ固めを決め、ロープに逃れた朝陽を引き起こしての首投げからカバー。朝陽が返すと再び首投げを決めたところで3分タイムアップとなった。


◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
マドレーヌ&×咲蘭(11分06秒 ギブアップ)櫻井裕子&柳川澄樺○
※鎌固め



5月7日『1200』大会で越境タッグを結成した櫻井と柳川が再びタッグで登場。軽量タッグのマドレーヌ&咲蘭と対戦した。最初に仕掛けたのはマドレーヌと咲蘭。櫻井をロープに振り、2人でクローズラインを決めると咲蘭が櫻井の手の甲へのフットスタンプの追撃。櫻井も咲蘭にキャメルクラッチで反撃に出ると柳川につなぐ。柳川はフルネルソンから腰へのダブルニーを落とし、代わった櫻井は長身を活かした豪快なボディスラムを決める。なんとか丸め込みで切り返した咲蘭はマドレーヌに交代。串刺しエルボーから開脚フォールを櫻井に決めたマドレーヌは咲蘭を呼び込みダブルの脇固め、さらに2人で櫻井のバックに回り、ダブルで腕を絞め上げる。櫻井はマドレーヌを串刺しエルボー、さらにボディプレス、コブラツイスト。代わった柳川は飛び込みキック、串刺しのジャンピングダブルニー、スピンキックでマドレーヌを追い込む。



マドレーヌもローキック連打、裏アキレス腱からの膝十字固めと反撃に出ると、咲蘭に交代。咲蘭は柳川にドロップキック連打、おんぶスリーパー、丸め込みと健闘するもコーナーからのダイビングボディアタックがマドレーヌに誤爆。孤立した咲蘭を櫻井が浴びせ倒し、柳川が鎌固めで咲蘭からギブアップを奪った。




◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○トトロさつき(8分18秒 片エビ固め)キク×
※カミカゼ



キクの家族がリングサイドで見守る中で行われたトトロvsキクの初対決。入場時にトトロのガウンに対抗してか、ホワイトタイガーのぬいぐるみを手に現れたキクは、トトロと試合前の握手を交わすと、一度、コーナーに戻るトトロにホワイトタイガーを投げつけると、トトロに飛び込みスクールボーイを決める。トトロがカウント2で返すもなお丸め込みを連発してトトロを追い込んだキクはトトロをロープ際に寝かせて、家族の前でトトロの腰を踏みまくる。しかし、トトロは踏まれながらも体勢を起こすと、キクにストンピングを入れ、家族の見守るコーナーにキクを叩きつけ、首を絞めながら、キクの家族を指さしてアピール。さらにお返しのロープ際の踏みつけを決める。



場外に逃れたキク。トトロが追うと、キクはリング下に用意していたフライパンとおたまを持ち出し、トトロに迫る。しかし、これもあっという間にトトロに奪われ、逆にフライパン&おたま攻撃を浴びてしまう。リングにキクを戻したトトロは逆エビ固め。キクもアキレス腱固めで反撃に出ると、トトロのエルボーをかわしてのローキックからカウンターのドロップキック、さらにサッカーキック、そしてキクロックへ。ロープに逃れたトトロに低空ドロップキックを決めたキクは、トトロに蹴り足を取られるもエビ固めで切り返すなど、大健闘。



しかし、最後はロープ際でラリアットを浴びせたトトロがボディプレスでキクを潰すと、カミカゼを決め一気に逆転カウント3を奪った。
試合後、トトロとキクは揃ってリングサイドのキクの子供たちの前に歩み寄ると、ホワイトタイガーのぬいぐるみを娘にプレゼント。キクは家族の前で頭を下げ、トトロも笑顔でキクの健闘を称えた。




◆第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○星いぶき(5分39秒 ギブアップ)Yappy×
※スリーパーホールド
※もう1人は真白優希



急遽、行われたトライアングル戦。トライアングル王者の真白にとっては負けられない一戦でもあるが、ICE×∞王座を狙ういぶきにも勢いがあり、Yappyのパワーもあなどれない。開始早々、真白といぶきが共闘し、Yappyにサンドイッチドロップキックを決めるも、Yappyへのカバーを巡って真白といぶきが早くも仲間割れ。お互いの髪を掴んでにらみ合う。そこに今度はYappyがクロスボディを2人に決めると、Yappyがいぶきにタックル、ボディプレスを決め、いぶきが場外エスケープ。リング上は真白vsYappyの一騎打ちに。



Yappyのボディスラムをバックに回って逃れた真白は膝カックンからドロップキック、さらにクロスボディを狙うが、これをキャッチしたYappyは膝にバックブリーカーで落とす。さらに串刺しボディアタック。勢いに乗ったYappyがロープに飛んだところ、場外にいたいぶきがYappyの足をすくい上げて倒すと、場外に引きずり出す。Yappyを場外で蹴り倒したいぶきはリングに入り、真白に対する。エルボーの先制攻撃に出た。いぶきも逆水平チョップで応戦し、真白に胸を突き出して「来い!」と対するが、真白はエルボーを打ち込む途中で急に動きが止まってしまい、そのまま場外でうずくまってしまう。リング上はいぶきvsYappyへ。入ってきたYappyをいきなりコーナー、さらにロープに詰めてチョップを連発したいぶきは逆エビ固めで絞め上げる。ロープに逃れたYappyに今度は右ハイキックをクリーンヒットさせカバーに入る。Yappyが返すと、バックから絡みついての胴絞めスリーパーを決めたいぶきがギブアップを奪い、試合を制した。



途中でリング下に逃れた真白は試合後もリングに上がることが出来ず、いぶきがおぶって控室に連れて帰った。


◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○神姫楽ミサ(12分13秒 エビ固め)松下楓歩×
※スパインボム





石川の欠場により、楓歩の対戦相手としてメインに立ったのはKISSmeT PRINCESSのメンバーでもある神姫楽ミサ。初シングルであり、神姫楽にとっては初メイン試合でもあった。試合はロックアップでスタート。楓歩をロープに詰めた神姫楽がエルボーを連打する。レフェリーに離されると、今度は楓歩がエルボーで神姫楽をロープに詰め、さらにコーナーに投げ飛ばしての踏みつけへ。中央に戻すと変形サーフボードからサッカーキック。これをしのいだ神姫楽はボディスラムからダイビングエルボードロップ、首投げからストンピングを楓歩の腰に連打すると、キャメルクラッチで絞め上げる。さらに一本背負い2連発を決めた神姫楽に、楓歩は串刺しドロップキックを決めると、タックルの打ち合いからドロップキックでカバーに入る。





神姫楽がカウント2で返すとサッカーキック3連発からPK、逆エビ固め、逆片エビ固めとつなぐ。神姫楽がロープに逃れると、その背中に楓歩がドロップキックを決めカバーもカウント2。エルボー合戦から楓歩をコーナーに詰めた神姫楽がエルボー連打から対角に振っての串刺しラリアット。さらにリバースのパロスペシャルを決めた神姫楽が自ら回転してのエビ固めもカウント2。今度は神姫楽が逆エビ固めから逆片エビ固めへ。上体を起こして逃れた楓歩はスクールボーイもカウント2。ドロップキック2連発からのカバーもカウント2。コーナーに上がった楓歩だが、これを神姫楽がデッドリードライブからボディシザース、さらにサーフボードで腕を絞る。なんとかロープに逃れた楓歩に神姫楽が正面ドロップキック。楓歩を肩口に抱え上げた神姫楽だが、これを逃れた楓歩が延髄ハイキックからすくい上げからの浴びせ倒しでフォールもカウント2。ミサイルキックの追撃を決めた楓歩が再度、フォールもカウント2。楓歩のブレーンバスターをこらえて着地した神姫楽はロープに飛んでのラリアットからセントーン。フォールに入るもカウント2。最後は神姫楽がスパインボムを決め、楓歩からカウント3を奪い、メインを勝利で飾った。





試合後のリング上でマイクを手にした神姫楽は「急遽組まれたカードでしたが、メインで楓歩ちゃんとシングルマッチできて、凄く嬉しかったです。私はJust Tap Outという団体に所属しているんですけど、月に1回の大会しかなくて、今年に入ってアイスリボンさんの道場マッチにも出させていただいて、たくさんありがたい経験をさせていただいています。JTOではランキングがあるんですけど、私はずっと最下位で、弱くて何もできなかった私がたくさんの素敵な方々がいるアイスリボンさんのリングに上がらせていただいて、何もできない私を仲間の一員として迎え入れてくれている感じがして、すごくありがたいです。ファンの皆さんにもたくさん応援していただいて、すいません、メインで勝ったからって長々と話をしてしまって。本当に感謝したいと思います。皆さん本当にありがとうございます。」と、涙ながらに語ると、トトロがリングに入り



「ミサちゃん、今日は急なカード変更やったのに、分かりましたって二つ返事で言ってくれてありがとう。いつかね、私もミサちゃんと試合したいです。そして私事なんですけど、明日地元でタイトルマッチなので、締めてもよろしいでしょうか〜!その前に皆様に取り急ぎご報告なんですけど、真白優希選手、今は落ち着いており、無事です。というわけで、私、明日、地元大阪でタイトルマッチ、インターナショナルリボンタッグ、このベルトの防衛戦があります。ここで皆様に問題です。私、トトロさつきが地元大阪で今まで何回タイトルマッチをしたでしょうか?(※リングサイドで「800回!」と答えると)多いわ!6回。今まで6回地元でタイトルマッチをして、挑戦するときも防衛するときも全部自分が負けてました。明日はそんなジンクス吹っ飛ばして、防衛するので、応援よろしくお願いします!」と、力強く語り、トトロが「プロレスでハッピー!アイスリボ〜ン!」で大会を締めた。