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試合結果

アイスリボン成増アクトホール大会

2022年08月13日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分



アイスリボン成増アクトホール大会
2022年8月13日(土)成増アクトホール
11時30分開場/12時00分開始
観衆:146人

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○チェリー(8分07秒 春夜恋)キク×

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
ラム会長&×咲蘭(11分24秒 ギブアップ)まなせゆうな○&トトロさつき
※逆片エビ固め

◆第3試合 メキシコ遠征者決定トーナメント1回戦 15分1本勝負
×櫻井裕子(7分38秒 エビ固め)柳川澄樺○
※ドラゴンスリーパーを切り返し
※柳川澄樺 2回戦進出

◆第4試合 メキシコ遠征者決定トーナメント1回戦 15分1本勝負
○朝陽(8分22秒 ギブアップ)あーみん×
※ゆりかもめ
※朝陽 2回戦進出

◆第5試合 タッグマッチ20分1本勝負
ダリス&○SAKI(10分39秒 片エビ固め)雪妃真矢&松下楓歩×
※ケンタッキーボム

◆第6試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
×安納サオリ&星ハム子&真琴(16分08秒 片エビ固め)ステファニー・バッケル○&尾ア妹加&星いぶき
※バッケルDDT

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◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○チェリー(8分07秒 春夜恋)キク×


魁!女熟の師弟シングル対決が実現。スタートから足の踏み合い、首の絞め合い、髪の掴み合い、耳の引っ張り合いと、この師弟ならではの攻防が続く。キクの成長を褒めたチェリーが、握手を求め、これにキクが応えたところをチェリーは足踏みからカニばさみでグランドに持ち込む。さすがに一枚上手の仕掛けをみせた師匠は、キクの腕を決めながら、その上であぐらをかくが、これをしのいだキクは腕の引っ張り合いからローキック、ドロップキックをヒットし、逆にチェリーをグランドに持ち込む。キクの関節技にチェリーも関節技で応戦。さらにキクは師匠にキクロックを決めるなど善戦するも、最後は丸め込みの攻防からチェリーが春夜恋でカウント3を奪った。

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
ラム会長&×咲蘭(11分24秒 ギブアップ)まなせゆうな○&トトロさつき
※逆片エビ固め


BIG☆DEKAI!!!が仕切り直しのリスタート。対するは明らかにウエイトのハンディ大の会長&咲蘭。しかし、会長と咲蘭は8.10租税プロレス大会で奪取した租税タッグ王座のベルトを持って入場。さらにスタートでトトロに対し咲蘭が無冠になったことを指摘し、コーナーのまなぜにも毒づくと、精神的ダメージを受けたトトロはその場で大の字に倒れてしまう。咲蘭は会長と共におてんばダッシュを仕掛け、自分たちがタッグ王者であることをアピール。まなせの檄を受けなんとか復活したトトロは、連係も活かしながらパワー全開で応戦するも、租税タッグ王者も速い動きでかく乱しながら、自分たちの流れを作っていく。食い下がる租税タッグ王者だったが、最後はまなせが咲蘭が仕掛けた♡さらんらっぷ♡を踏ん張ってこらえると、のど輪落としからの逆片エビ固めで一気にギブアップを奪い、きっちりと勝利をモノにした。

◆第3試合 メキシコ遠征者決定トーナメント1回戦 15分1本勝負
×櫻井裕子(7分38秒 エビ固め)柳川澄樺○
※ドラゴンスリーパーを切り返し
※柳川澄樺 2回戦進出


メキシコ遠征を懸けたトーナメントがこの日より開幕。その第1試合は過去に2度、シングルマッチで対戦している櫻井vs柳川の一戦。これまで櫻井に1敗1分けと勝ち星のない柳川は開始と同時にドロップキックをヒットし、さらに蹴りの連打からサーフボード、吊り天井と先制攻撃に出る。攻め込まれた櫻井は柳川のスピンキックをかわすとコブラツイストを決め反撃に出るも、柳川は櫻井の追撃を振り切るかのような怒涛の攻めを仕掛けていく。連続丸め込みで勝負に出た柳川は、これをしのいだ櫻井にドラゴンスリーパーを決められるも、櫻井がスリーパーのままグランドに移行したところをうまく反転して丸め込みカウント3を奪取。櫻井の動きを読んだ切り返しで柳川が櫻井から初勝利をモノにするとともにトーナメント2回戦進出を決めた。

◆第4試合 メキシコ遠征者決定トーナメント1回戦 15分1本勝負
○朝陽(8分22秒 ギブアップ)あーみん×
※ゆりかもめ
※朝陽 2回戦進出


トーナメント第2試合は朝陽vsあーみん。エントリーが決まった時点で「飛行機が嫌だとかは言っていられない!」とメキシコ遠征への意欲をみせていた朝陽はヘッドロックの仕掛け合いからあーみんがカナディアンバックブリーカーを狙ったところをバックに回ってかわすと、あーみんの動きに合わせてのエビ固めでフォールを狙う。キックアウトしたあーみんにフェイスバスターの追撃を決めるなど、スタートから積極的に攻めていく。対しあーみんはカウンターの水平チョップからワ―プレスを決めるも、これをしのいだ朝陽はグランド攻撃から619、そしてダイビングヒップアタックを狙う。これをがっちり受け止めたあーみんは朝陽を前方に叩き落すと、逆エビ固め、逆片エビ固め、さらに腰へのセントーンを決めると、カナディアンバックブリーカーからコーナーに逆さづりにしてのボディアタックと得意の流れに持っていく。朝陽も丸め込みを連発して食い下がり、ダブルリストアームサルトを決めるが、あーみんもすぐにアバラッシュホールドで切り返し追撃を狙う。ここで朝陽があーみんの膝を狙っての低空ドロップキックを決めると、田村欣子さんから教えてもらったゆりかもめでがっちりとロック。遂にあーみんからギブアップを奪い、朝陽が2回戦に歩を進めた。

◆第5試合 タッグマッチ20分1本勝負
ダリス&○SAKI(10分39秒 片エビ固め)雪妃真矢&松下楓歩×
※ケンタッキーボム


先週の道場マッチで好試合を展開したダリスとSAKIが初タッグを結成した。7.31後楽園ホール大会でのリベンジを果たすべく先発に出た楓歩だが、ダリスはロックアップから楓歩を前方に叩き落し仁王立ち。パワーの差を見せつける。さらにSAKIを呼び込むと楓歩をコーナーに逆さづりにし、ダブルニーを決める。ロープ際でSAKIと2人がかりで楓歩をいたぶるなど、SAKIとの息の合った連係も披露。ドロップキックの連打で雪妃につないだ楓歩。雪妃はダリスに飛び込みの蹴りを叩き込むが、チョップ合戦ではダリスが打ち勝ち、さらにカウンターのソバット、はりつけドロップキックを浴びてしまう。SAKIに狙いを定めて雪妃と楓歩が連係を仕掛けていくが、SAKIもきっちりと応戦し、流れを作ると、最後は楓歩にケンタッキーボムを決めフォール勝ちを奪った。

◆第6試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
×安納サオリ&星ハム子&真琴(16分08秒 片エビ固め)ステファニー・バッケル○&尾ア妹加&星いぶき
※バッケルDDT




ICEx∞王座戦とリボンタッグ戦のダブル前哨戦がこの日のメイン。握手と見せかけての奇襲攻撃に出たいぶきチームだが、これを蹴散らしたチャンピオントリオはバッケルを捉えて3人でポーズを決める。ハム子vsバッケルから試合が再開し、真琴といぶきが対すると、いぶきが低空ドロップキックをヒットさせるも、チョップはかわされ、逆に真琴の蹴りはいぶきがかわし、安納vs妹加の顔合わせに。安納の蹴りをかわした妹加はいきなり安納の後頭部にラリアットを決め、コーナーに振る。妹加の飛び込みをかわした安納はカウンターのビッグブーツを決めるが、妹加もタックルで応戦し、タッグ、シングルの前哨戦は互角の攻防でスタート。試合は真琴とバッケル、真琴といぶきと移り、いぶきがクロスボディ3連発を決めるも、真琴はかかと落としで応戦。いぶきのチョップを一度はかわすも背中にチョップを浴びた真琴はいぶきに卍固めを決められてしまう。ロープに逃れた真琴はいぶきの追撃をブレーンチョップ、ダブルアーム・スープレックスで返すと、ハム子とのダブルブレーンバスターを狙うが、これはいぶきが2人まとめてのDDTで切り返し、真琴とハム子に連続チョップを連打し、クロスボディ―を狙うが、真琴とハム子が受け止めてマットに叩き落すと、真琴がダブルニー、ハム子がボディプレスの連続攻撃。バックフリップを狙うハム子だが、いぶきは腹固めで切り返し、ハム子にダブルチョップ。代わった妹加はハム子とのラリアット合戦。ここでハム子が安納と交代し、2度目のICEx∞王座前哨戦が実現。いきなりビッグブーツ連打の安納に妹加は安納をロープ際に詰めてのラリアット連打で応戦する。さらにアルゼンチンバックブリーカーを決めた妹加は膝の上に安納を落とすとセントーンを決める。エルボー合戦からバックに回った安納が投げ捨てジャーマン。起き上がった妹加は安納をスパインバスターで叩きつけ、両者ダウン。妹加がバッケルに交代。安納をコーナーに詰めたバッケルはヘッドバット、ニーを連打。助けに入った真琴とハム子がサンドイッチ攻撃を決め、安納がバッケルをフィッシャーマンズ・スープレックス。カットに入ったいぶきだが、ここでバッケルがいぶきにクレーム。いぶきとバッケルがいがみ合うところを安納がバッケルを丸め込み。キックアウトしたバッケルは安納をフロントネックに決め、さらに腕十字固めへ。真琴がカットに入り安納を救出。さらにハム子と安納で妹加にダブル攻撃を仕掛けるも妹加は2人まとめてラリアットで吹っ飛ばす。これを受けてバッケルが安納にブレーンバスター。安納も延髄ハイからフィッシャーマンを決めるも、妹加がこれをカット。安納が妹加に延髄ハイを見舞って蹴散らすも、直後にバッケルが無防備な安納を変形のDDTに決めそのまま丸め込んでカウント3を 奪取。ICE×∞王者の安納がフォール負けを喫するという波乱の決着となった。

〈試合後のリング上〉

バッケル「(マイクを渡されて)ゴメンナサイ、ニホンゴムズカシイ。スペイン語ダイジョブ?(安納に向かってスペイン語でまくしたてる)」
安納「え?えーと…えっとね、彼女はたぶんね、気持ちでいくよ。” 4冠王の私は日本でも私のベルトが欲しい”って、ことかな?そういうことだね?Do you want to myベルト?でもさ、この子4個もベルト持ってるんでしょ?欲張り過ぎません?欲張りだよ。(バックルの目の前で)ジャパニーズ、ヨ・ク・バ・リー!(※バックルがスペイン語で返すと)そう!そう思う。めっちゃ分かるわ。でも、ちょっと待っててもらってもいい?Just a moment!(※バッケルが「Yeah!」とうなずく)伝わっていること、違うかもしれん!(※バッケルをなだめたあと)妹加ね。私は強くて怖い妹加が好きなんですよ。今日はちょっとだけ燃えたかな。萌えの方ね。萌え。もっと燃えさせてほしいな、私のこと。まだまだ足りない。でもしよう!タイトルマッチしよう。このあとする?」
妹加「夜はプリンセス・パーティに出ることになっているんで、ごめん。」
安納「じゃあ、8月28日だね。そこしかないよね。すぐ一番近くでいうと。8月28日の両国大会で、いい?」
妹加「いいよ。」
安納「OK。今日負けちゃって、こんな私がいうのもなんだけどさ、8月28日、最高はなんなのか証明しよう。」
妹加「サオリ、久しぶりにシングルマッチ、しかもタイトルマッチで、個人的にもすごい楽しみです。前回は自分が負けてしまったので、4年ぶりにもっと強くなって帰ってきた私をサオリにぶつけるんで。壊れないように気を付けてください。みんなもぐちゃぐちゃになったサオリの方が見たいよねえ?両国でグチャグチャになるサオリが見たい方は両国(のチケットを)お求めください!さて、いぶき、お待たせ。」
いぶき「自分の最強のパートナー、志田光とそのベルトを奪い取るんで。あなたたちもぐちゃぐちゃにしてやりますよ。覚えておけよ、むこまこさん。」
最後はいぶきと妹加が「プロレスでハッピー!アイスリボ〜ン!」でアイスリボン初の成増大会を締めた。

〈試合後の勝者チーム〉

いぶき「今日初の前哨戦だったんですけど、まだまだやり足りないし、もっとやりたいなって思いました。絶対9月24日、志田光とベルトを巻いて最多防衛しますよ!そのうえで志田光を超えていきたいと思います。」
妹加「自分も今日、安納サオリと前哨戦だったんですけど、サオリとは約4年ぶりのシングルマッチ、タイトルマッチなんですよ。自分もすごい楽しみにしてるんですけど、お客さんも結構注目してくれてるんじゃないかなって思います。その期待に応えられるように、私がしっかり初防衛を阻止して、サオリからベルトを引っぺがして、ぐっちゃぐちゃの泣きじゃくった顔のサオリを皆さんにお見せするので楽しみにしておいてください。(4年まえとは違う結果にする自信は?) あります。もうね、ぜんぜん違いますよ、4年前とは。お互い変わったんですけど、パワーアップしてるので、こっちも。絶対に負けないです。(妹加選手の変わった点は?)元々パワーファイターでやってたんですけど、昔より今の方が力強いと思うし。サオリと(以前に)戦っていたときよりも、タッグとかですけど、ベルトを巻いてる数も多いし、実績を残してきたので、そこが違うかなって思います。(バッケルの挑戦を受けるのも妹加選手だと?)そうですよ。」
いぶき「(バッケルに対して)コイツはムカつくんで、気を付けたほうがいいですよ。」
妹加「なんでケンカしてるんですか?(苦笑)」
いぶき「ムカつくんで。」
※バッケルがいぶきにまくしたてる。
いぶき「スペイン語分かんないから(と無視)。」
妹加「(バッケルが言っている)ナマポンテって何かわからないですけど、私がバッケルの挑戦受けてあげますよ。」