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試合結果

アイスリボン後楽園ホール大会「サマージャンボリボン2022」

2022年07月31日 開始時間 11時30分〜 / 開場時刻 10時45分



アイスリボン後楽園ホール大会
「サマージャンボリボン2022」
2022年7月31日(日)後楽園ホール
10時45分開場/11時30分開始
観衆:352人

◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
櫻井裕子&×キク (10分47秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド) 石川奈青〇&咲蘭

◆第2試合 弓李復帰戦 シングルマッチ15分1本勝負
×弓李 (9分19秒 ギブアップ) 本間多恵〇
※多恵ロック

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
ダリス&〇ステファニー・バッケル (7分33秒 ギブアップ) 清水ひかり&松下楓歩×
※バッケルスペシャル

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
×ラム会長&柳川澄樺 (10分14秒 プリンセスクラッチ) あーみん〇&神姫楽ミサ with 石川奈青

◆第5試合 次期ICEx∞挑戦者決定戦 シングルマッチ時間無制限1本勝負
〇尾ア妹加 (12分11秒 片エビ固め) 朝陽×
※ウエイトリフティングスラム
※尾ア妹加 次期ICEx∞挑戦者に決定

◆第6試合 スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
〇志田光 (15分31秒 エビ固め) 星いぶき×
※ビーナスシュートから魂のスリーカウント

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◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
櫻井裕子&×キク (10分47秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド) 石川奈青〇&咲蘭



前日の道場マッチで繰り上げ復帰戦を行った石川は前日の対戦相手である咲蘭と共に入場するも、前日の流れから親しげな石川に対して明らかに嫌悪感をのぞかせた咲蘭は、試合においても櫻井&キクが石川を捕まえると、その決めポーズに加わり、さらに続けて石川にストンピングを入れてしまう。しかし、石川のひたむきなファイトぶりに心動かされたか、石川の呼びかけにおんぶプレスを決め、徐々にタッグとして戦うようになった。





最後は咲蘭のダイビングボディアタックからキクを捉えた石川が高角度のジャーマンスープレックス・ホールドを決めてフィニッシュ。
試合後、プリンセス軍で勝利を喜ぶ石川に笑顔でだっこされて帰って行く咲蘭の姿が印象的だった。


◆第2試合 弓李復帰戦 シングルマッチ15分1本勝負
×弓李 (9分19秒 ギブアップ) 本間多恵〇
※多恵ロック





4月30日後楽園ホール大会でエキシビションに出場し、現役復帰を宣言した弓李の20年2月24日後楽園ホール大会以来、2年5か月ぶりの復帰第1戦は、本間とのシングル戦。いきなり本間からコーナーで踏みつけれ先制攻撃を受けた弓李だが、徐々に試合の流れを掴むと、相手の口を塞ぐ窒息攻撃や切り返しからの脇固め、ヘアー、フィッシャーマンズ・スープレックスとかつてのムーブが復活。最後は本間の多恵ロックにギブアップも、試合後は笑顔も見せ、今後に期待を持たせた。




◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
ダリス&〇ステファニー・バッケル (7分33秒 ギブアップ) 清水ひかり&松下楓歩×
※バッケルスペシャル





CMLLのダリスが20年1月26日名古屋大会以来、2年6か月ぶりに登場。パートナーとして初参戦のステファニーは現在4本のチャンピオンベルトを保持する実力者だ。清水&楓歩にとっては初のルチャ選手との試合だったが、スタートから積極的な動きをみせ、タッグチームとしての連係、合体攻撃など、ルチャタッグに真正面から挑んでいった。ダリスとステファニーもラフ攻撃も交えながら、実力者らしい動きで応戦し、最後はルチャのフィニッシュらしくダリスが清水にサソリ固め、ステファニーが楓歩にバッケルスペシャルを決めてのフィニッシュ。



試合後、清水が再戦をアピールするなど、ダリスらの今後の動向が注目される。


◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
×ラム会長&柳川澄樺 (10分14秒 プリンセスクラッチ) あーみん〇&神姫楽ミサ with 石川奈青





ユニットの増員をあきらめないプリンセス軍が当面の標的であるラム会長と、7月18日横浜リボンで結果的にプリンセス軍と仲間割れした柳川とタッグで対戦。試合前から会長をプリンセス軍に引き入れる気満々のあーみんと神姫楽は、スタートから会長に集中攻撃を仕掛けていく。苦しい戦いを強いられた会長だが、柳川のアシストもあり、徐々に試合の流れを引き戻すとあーみんを捉え、スリーパーで追い込むと、コードブレイカーからカバーに入る。ところが、ここで柳川がカット。驚きの表情を見せる会長に神姫楽が串刺しラリアット、あーみんが串刺しボディアタック、そして柳川が串刺しニーを決める。さらに柳川がコールドスプレーを会長の顔面に発射。



一瞬、視界を奪われた会長をあーみんがプリンセスクラッチに丸め込み、結果的には会長がプリンセス軍に敗れてしまった。
試合後、ショックを隠し切れない会長に勧誘の手を差し伸べるプリンセス軍。「ちょっと状況が読み込めないです。白いモヤみたいなのもかかって、まあ、私がいつもやっていることに近いんだけど、いつの間にかタラララーって流れてて。いやいや、入らないから。私、アイドルはミニモニ。しか入らないって決めてるんです。」と拒否する会長。



あーみんは「だからキスプリ。もう分かりました!いろいろ置いといて、ちょっとだけプリンセスになってもらえませんか?」と問いかけると、会長の表情が少し緩くなり、「ちょっとだけ…ちょっとだけよ!」とこれを了承し、「分かった。もう女に二言はないよ。その代わり1日だけ、Rebel&Enemy、レネミーで加入じゃなくて、レネプリやってやるよ。1日だけ!」と1試合限定でのプリンセスに同意。大喜びのプリンセス軍としっかり集合写真に納まった会長。レネプリはどこで実現するかが注目される。




◆第5試合 次期ICEx∞挑戦者決定戦 シングルマッチ時間無制限1本勝負
〇尾ア妹加 (12分11秒 片エビ固め) 朝陽×
※ウエイトリフティングスラム
※尾ア妹加 次期ICEx∞挑戦者に決定



新ICE×∞王者となった安納サオリへの挑戦権を懸けた一戦。試合はロックアップから腕の取り合い、そして妹加がヘッドロックへ。ヘッドロックで取り返した朝陽がグランドに持ち込もうとするが、踏ん張った妹加が逆にバックドロップの体勢で朝陽を持ち上げる。こらえて着地した朝陽はトーキックを放つが妹加はエルボーで朝陽を倒してのエルボードロップを決め、セントーンへ。これをかわした朝陽は起き上がった妹加の背中にエルボーを入れ倒すも、すぐに起き上がった妹加は朝陽をロープへ振ろうとするが、こらえた朝陽はアームホイップを決め、さらにロープに飛んでのフェイスバスターからコーナーに上がるが、追いついた妹加は朝陽を抱え上げると、膝の上にバックブリーカーで落とす。十分に絞め上げてから逆エビ固めに移行。ロープに逃れたあさひはエルボーを叩き込む。妹加もエルボーで返し、エルボー合戦へ。朝陽が打ち勝ち、さらに低空ドロップキックを妹加の顔面にヒットさせる。起き上がった妹加をエルボーで押し倒し、カバーに入るがカウントは2。妹加を引き起こそうとする朝陽だが、これをこらえた妹加は逆に朝陽を担ぎ上げてアルゼンチン・バックブリーカー。





ギブアップしない朝陽をネックロープに決め、さらにラリアット、ウエイトリフティングスラム2連発からカバーに入るがマウント2で朝陽が返す。朝陽がグランドに持ち込みSBTロックを決めるも妹加がこらえる。朝陽がダイビングヒップアタックからフォールもカウント2。正面から飛び込んできた朝陽を抱え上げた妹加がそのままスパインボム。すぐに起き上がった朝陽が前蹴りからリストアームサルト。両者ダウン。お互い片膝をついてのエルボー合戦から、妹加が背中にエルボーを連打し、コーナーに上がるが、追いついた朝陽は雪崩式リストアームサルト。



今度は朝陽がコーナーに上がるが、追いついた妹加が朝陽を振り落とし、コーナー2段目からのダイビングエルボードロップ。カバーに入るがカウントは2。妹加がラリアットからフォールもカウント2。再びラリアットを狙うが、朝陽はスクールボーイでカウント2。さらに朝陽がビクトリーサンライズもカウントは2。リストアームサルトを狙う朝陽。こらえた妹加はエルボーからロープに飛ぶが朝陽がスモールパッケージでカウント2。妹加がマイカバスター。なんとかカウント2で返した朝陽だが、妹加がダメ押しの高角度ウエイトリフティングスラムを決め、カウント3を奪取。



妹加が同期の安納の持つICE×∞王座への挑戦権をモノにした。


◆第6試合 スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
〇志田光 (15分31秒 エビ固め) 星いぶき×
※ビーナスシュートから魂のスリーカウント



5月4日横浜武道館大会で初めてタッグで志田と対戦したいぶきは、試合後。藤本のリベンジを懸けての再戦を要求。7月18日横浜リボンでの楓歩戦を経て、志田との待望の初シングル戦に臨んだ。開始のゴングが鳴ったあともなかなかコーナーから動かずに厳しい表情で志田を睨んでいたいぶきはリング中央の志田に歩み寄るといきなり張り手。ロックアップから志田がロープに詰め、いぶきに張り手。ロープに振ろうとするが、これをいぶきがこらえると、バックに回った志田がいぶきをロープに振ってタックルで吹っ飛ばす。起き上がったいぶきはチョップを叩き込み、お返しのタックルで志田を場外に吹っ飛ばす。コーナーに上がるいぶきだが、志田が追いつき、コーナー上のいぶきにジャンピングニー。さらにエプロンからいぶきの上体を出し、場外で助走をつけてのニー。



リングに入った志田は倒れたいぶきの前に仁王立ち。志田の足を掴み、起き上がろうとするいぶきは下から張り手を出すが、志田は張り手をいぶきの背中に振り落とす。さらに膝の上にバックブリーカー、キャメルクラッチ、コーナーに追い込んでのジャンピングニー、対角に振っての串刺しニー、串刺しドロップキックと畳みかける。大の字のいぶきにマウントからの張り手、髪を掴んで何度もマットに頭を叩きつける。



反転して逃れたいぶきに、今度は目潰しのラフ攻撃、いぶきの上体を起こして腰へ膝を立てる志田。そして変形のサーフボード、脇固めと一方的に攻めまくる。ロープに振られたいぶきがクロスボディを狙うがこれをがっちりと捕まえた志田は再び膝を立ててのバックブリーカーへ。ようやくカウンターのドロップキックで志田の攻めを止めたいぶきはダイビングボディアタックでカバーもカウント2。



チョップを放ったいぶきに、志田は強烈なエルボースマッシュで応戦。必死に耐えたいぶきはチョップ連打で志田を追い込む。髪の掴み合いから志田がニーを叩き込む。膝をついたいぶきにニーを連打した志田は再度、マウントを取ると上からナックルを叩き込む。さらにブレーンバスター、ニーを入れ、エプロンでのブレーンバスターを狙う志田。これをこらえたいぶきだが、かかと落としを浴び、さらにエプロンでの人でなしドライバーを浴びてしまう。



場外に落ち起き上がれないいぶきをアイスの選手たちが囲んで檄を飛ばす。雄たけびを上げて起き上がったいぶきは場外で仁王立ちの志田にエルボーを叩き込む。応戦した志田はいぶきをリングに引き込むと自らセカンドロープに立つと、そうまとうをヒットさせ、ファルコンアローを狙うがこれをこらえたいぶきがサイドキックをヒット。



さらに飛び込みのダブルチョップでカバーもカウントは2。いぶきがライトニングスパイラルでカバーもカウント2。エルボー合戦からいぶきが張り手、志田がハイキックを決め、さらに飛び込みエルボーでフォールもカウント2。ファルコンアローを狙う志田。いぶきが丸め込みで返す。丸め込みの応酬からいぶきがいぶning starを決めるも、志田がカウント2でキックアウト。志田がカウンターのジャンピングニー、カナディアンバックブリーカーから前方に叩きつけてカバーもカウント2。膝をついた状態でエルボーを打ついぶきに志田はストンピングを入れると、いぶきを引き起こして強烈な頭突きを入れる。棒立ちのいぶきに志田が藤本の得意技であるビーナスシュート!最後は魂のスリーカウントで志田がカウント3を奪い、食らいつくいぶきを倒した。



試合後、志田は自らいぶきを引き起こし、顔を突き付けて、いぶきとしっかりと握手を交わした。


◆第7試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合30分1本勝負
[王者]まなせゆうな&×トトロさつき (21分40秒 150万円) 真琴&星ハム子〇[挑戦者]
※第56代王者3度目の防衛に失敗、第57代王者誕生



まなせとトトロのBIG☆DEKAI!!!は、そのチーム名通り、パワーとウエイトを活かした試合運びでここまで2度の防衛に成功。この分厚い壁に挑んだのが真琴&ハム子のベテランコンビ。握手を交わすとみせて奇襲攻撃に出た真琴とハム子は同時お・し・り・ダーッ!からポーズを決めるが、そこにBIG☆DEKAI!!!が同時タックル。場外に落とされた真琴とハム子だが、真琴がエプロンでトトロにスピアーを決め、ハム子がプランチャの追い打ち。さらに場外でBIG☆DEKAI!!!にサンドイッチ攻撃を決め、ハム子がまなせをリングに戻す。今度はまなせがボディスラムでトトロにタッチ。トトロがボディスラムでまなせにタッチ。これが2度続き、トトロがカバーもカウント2。トトロが人間椅子で絞め上げ、まなせに交代。コーナーでまなせがハム子に掟破りの腹ウォッシュ。さらにタックルからカバーもカウント2。トトロをタッチし、まなせがハム子を抑えてコーナーへ。



私ごと潰せ!の串刺しボディプレスからトトロがカバーもカウントは2。トトロからまなせに交代。まなせが串刺しラリアット、ロープに飛ばしてのラリアットでカバーもカウント2。起き上がったハム子がまなせに腹を打ち込んでいき、ボディスラム。ようやく真琴に交代。真琴が串刺しに弾蹴りからロープに振っての飛び込みキックでカバーもカウント2。トトロが入り2人で真琴をロープに振るも真琴は側転からドロップキック。さらにコーナー2段目からのミサイルキックをまなせにヒットさせてヘッドシザーズでグランドへ。ロープに逃れたまなせをダブルアームに持ち込むがこらえたまなせがラリアット。これをかわした真琴がダブルチョップ、まなせがカウンターのラリアット。





トトロに交代。トトロが串刺しラリアット、倒れた真琴にセントーン2連発でカバーもカウント2。エルボー合戦から真琴が脇固めを狙うも、こらえたトトロがサイドバスターで叩きつける。真琴もブレーンバスターを決め、サッカーキック、かかと落としでカバーもカウント2。トトロがエルボー、ロープに飛んだ真琴のスピアーを踏ん張ってこらえると、チョークスリーパーでグランドへ。なんとかハム子がカットに入るも、今度は真琴にサンドイッチラリアット、おんぶプレス。トトロが抱え上げようとするが、こらえた真琴が脇固めへ。ロープに逃れたトトロだが、真琴は背中へのダブルニー、側転からのダブルニーからカバーもカウント2。トトロvsハム子へ。ラリアットの打ち合いから、ハム子が飛び込みラリアットでトトロを吹っ飛ばし、起き上がったところに真琴がミサイルキック、さらにハム子もミサイルキックからカバーもカウント2。トトロを抱え上げようとするハム子だが、トトロがこらえる。ハム子が突っ張りを繰り出せば、トトロも突っ張りで応戦。



再びハム子が突っ張りを決めれば、トトロがクロスボディでフォールもカウント2。トトロがカミカゼからフォールもカウント2。まなせが入りファンタスティックトトロからフォールもカウント2。再びコーナーに上がるトトロ真琴が入り、カットするとハム子がトトロを抱え上げ、バックフリップからフォールもカウント2。ダイビングボディプレスからフォールもカウント2でまなせがカット。真琴とハム子でまなせにスピアーとラリアットの同時攻撃。しかし雄たけびを上げて起き上がったまなせが真琴とハム子をまとめてラリアットで吹っ飛ばす。4人がダウン状態。ハム子とトトロが膝立ちでエルボー合戦、起き上がってのエルボー合戦からハム子がバックに回って投げ捨てジャーマン。コーナーに上がったハム子をトトロとまなせ2人で抱え上げ、ダブルのパワーボム。



カバーに入るも真琴がカット。トトロがダイビングセントーンからフォールもカウント2。トトロが肩口に抱え上げようとするが、これをこらえたハム子は延髄ラリアット、トトロが飛び込みラリアット、起き上がったハム子が飛び込みラリアットでカバーもカウント2。今度はトトロが飛び込みラリアットでカバーもカウント2。トトロが動くこと雷霆の如しを狙うが、ハム子がウラカン・ラナで返してフォールもカウント2。助走をつけたハム子がヘッドシザース・ホイップからの丸め込み=150万円でカウント3を奪取し、リボンタッグ奪取に成功した。



〈試合後のリング上〉


ハム子「真琴さん、ベルト獲ったよーっ!BIG☆DEKAI!!!、2人のタッグ愛は本当に素晴らしい。デカいは武器だって私が言ったけど、本当にその通り。でもね、アイスリボン最年長キャリア14年、惰性でプロレス続けてるんじゃないんですよ!若手の頑張りを見て、残されたプロレス人生、私は成長を見守る立場になろうって思いました。でもね、アイスリボンの後輩みんなが大好きなの。大好きだから、もっともっと強くなって成長してほしいから、アイスリボンの団体力を見せつけたいから、私は唯一の先輩、真琴さんと若手の壁になるって決めました。こんな私だけどね、何年経っても夢はあきらめなければ叶うっていうことを後輩に伝えていきます!」
真琴「ハム子さん、めっちゃかっこいいじゃないですか!前回、後楽園大会で無理矢理リングに連れていかれて、正直、何してくれたかって思ったんですけど、今日こうやってベルト獲れたので、ハム子さんを信じて本当によかったです!私たちはたしかにアイスリボンのOG、ハム子さんは古人?ですけど、私たちだって新しい歴史を作ることはできるはずなんで、これからも一緒に頑張っていきましょう!あと私、2人のタッグチーム名思いついたので聞いていただいてもいいですか?ハム子さんの“むこ”と真琴の“まこ”で“むこまこ”…可愛くないですか?」
※ここでいぶきがリングに上がる。



いぶき「タッグ名はどうでもいいや。自分はさっきの試合で覚悟が決まりました。(マスクを外して)ここのほっぺに描いてある覚悟、私は覚悟が決まりました。だからあなたたちが持ってるベルトに挑戦表明します!」
ハム子「え?あんた1人でしょ?タッグパートナー今、いないでしょ?私、今真琴さんと組んでるんだよね。」
いぶき「(笑いながら)誰と組むかですか?誰と組むかなんて決まってるじゃないですか!ねぇ、志田光!」
※志田がリングへ上がり、いぶきの横に立つ。
いぶき「星いぶきのタッグパートナーは志田光。志田光と一緒にそのベルトを獲りに行く。その覚悟が自分にできてるから志田光を呼びました。どうですか、志田さん?」
志田「そう、さんを付けよう、まず。私、いつでも日本来ますよ。」
ハム子「じゃあ、すぐしたいんで、9月の後楽園ホール。ここでタイトルマッチいかがですかね?」
いぶき「どうでしょう?志田光。」
志田「志田光さんな。9月後楽園ホール、やりましょう!」



ハム子「真琴さん、いいですか?」
真琴「はい、頑張ります!」
いぶき「私は志田光に未来を伝えてあげますよ!」
※「来たな、おい。」と志田が笑顔でハム子と握手し、リングを降りる。ハム子は「9月後楽園ホール、初防衛、絶対私たちむこまこがします。」と語り、最後は真琴とハム子が「私たちが新しい景色をお見せします。いきますよ、プロレスでハッピー!アイスリボ〜ン!」で後楽園ホール大会を締めた。

〈試合後の真琴&星ハム子〉
ハム子「死ぬ(笑)。」
真琴「ベルト獲れたー!」
ハム子「ヤバい、真琴さん!ベルト獲れました〜!しんど!重いしデカいし、体力の消耗がいつもの倍ですね。」
真琴「私これ(=リボンタッグのベルトは)数年ぶりです。」
ハム子「11年ぶりですよ。」
真琴 「たぶん3回目かな?3度目の正直みたいな感じでハム子さんと巻けたので、大事にします。」
ハム子「真琴さんがアイスリボンにいる時、挑戦なんてしたことなかったのに。ヤバい。やるもんですね、私も。なんちゃって!」
真琴「かっこいい。」
ハム子「これからですね。アイスリボンには後輩しかいないので。私たちが試合で教えていきましょう!(勝利の原動力は)意地とプライドですね。向こうに何賭けて試合してくるの?って言われたんですけど、言っちゃダメだと思って。やっぱり意地とプライドですよね。今私の下が9年後輩なんですよ。試合見ててもスキルは落ちてるなって前より思ってるので、頑張りだけじゃどうにもならない部分ってあると思うので、誰かが教えないとわからない部分もあるので。それって私がやることなんじゃないかなって思うので、後輩を見直していかないといけないなって。つくしもいなくなって私しかいないので。逃げてばかりじゃなくて、アイスリボンのためにやっていきたいと思います。」
真琴「私、ハム子さんより先輩ですけど、こんな立派なコメント出せない。」
ハム子「私、真琴さんに新人時代教えていただいたので。」
真琴「そんなことない。私もハム子さんから見習うことはたくさんあるので。教えてください、先輩。人生の先輩として。」
ハム子「(いぶき&志田組が挑戦表明してきたが?)ホントですよ。」
真琴「生意気ですね、娘さん。」
ハム子「すいません…。まさかいぶきが来るとは思わなかったですね。そして志田を連れてくるなんて。初防衛、強敵かもしれませんね。ここで負けたら私たち獲った意味がないので。私、娘と試合するのすっごい久々です。タッグでもシングルでもあたってないので。楽しみですね。胸板鍛えましょう!」
真琴「はい!」




〈試合後のBIG☆DEKAI!!!〉



まなせ「悔しいね。すごい悔しいです。やっと2人で巻いたベルトがね、離れていってしまうのがすごく悔しいです。トトちゃん(泣)。」
トトロ「(泣きながら)今日、自分が負けたことにもムカつくし、ハム子が偉そうに若手の壁になるとか言ってるのもムカつくし、自分の腰から、ゆうなさんの腰からベルトがいなくなったのもほんまにムカつくし、悔しいです。でも、あんな壁すぐにブチ壊します!自分たちがブチ壊す!」
まなせ「そう!順番待ちとかないから!」
トトロ「だからガンプロでもBIG☆DEKAI!!!これからも組みます!」
まなせ「大家健に言っておくから。タッグは2人だから!トトちゃんがそんな風に思わなくていいから!だからこれからもっと一緒にやっていこう!私は最後だと思ってないから!まだまだ諦めないで、今日だって、(会場にある選手の)幕、自分(=トトロが)センターにいたでしょ?ドンドンそこ目指していこう!諦めないで頑張ろう!」
トトロ&まなせ「いくぞ〜!BIG☆DEKAI!!!」
まなせ「(タッグは継続する?)はい!(大家さん次第だと?)大家健なんかウンって言うに決まってるんだよ!だってトトロさつきはな、こんなに熱くいて、こんなに頑張ってるんだよ!そういうヤツを拒むなんて大家健じゃねぇんだよ!あとは佐藤ビッグボスだ。ビッグボスにはちゃんとお願いしよう!」
トトロ「OK!OK!佐藤肇、大家健、分かったかー!また来るよ。またこうやってカメラの前に戻ってくるからね。よろしく!」