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試合結果

アイスリボン1189 in 176BOX

2022年03月27日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分

アイスリボン1189 in 176BOX
2022年3月27日(日) 176BOX
11時30分開場/12時00分開始
観衆:188人

◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
○真琴&尾ア妹加(14分17秒片エビ固め )石川奈青×&網倉理奈
※盛艷のうねり

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
真白優希&○チェリー(10分11秒 片エビ固め)櫻井裕子&バニー及川×
※チェリトーンボム

◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
○朝陽(9分01秒 ビクトリーサンライズ)NATSUMI×

◆第4試合 シングルマッチ15分1本勝負
○藤本つかさ(13分14秒 インフィニティ)松下楓歩×

◆第5試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者]星ハム子&×星いぶき(13分52秒 体固め)SAKI○&清水ひかり[挑戦者]
※カワイルドニードロップ
※第54代王者2度目の防衛に失敗 第55代王者誕生

◆第6試合 ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]○春輝つくし(15分48秒 ハルカゼ)トトロさつき×[挑戦者]
※第33代王者6度目の防衛に成功


◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
○真琴&尾ア妹加(14分17秒片エビ固め )石川奈青×&網倉理奈
※盛艷のうねり





石川&網倉のプリンセスタッグがフリーの真琴&妹加に挑んだ一戦が今年初の大阪大会のオープニングマッチで組まれた。試合は妹加と網倉の力の入ったロックアップ、タックル合戦でスタート。プリンセスタッグがダブルタックル、ワ―プレス、そして「可愛くなーれ。」と真琴と妹加に強制的にポーズを取らせるなど、積極的に攻めに行くが、真琴のインサイドワークと妹加のパワー殺法がうまくタッグで活き、徐々に試合の流れを掴む。プリンセスタッグも食い下がるが、真琴が石川のカウンターのブーツ、かかと落とし、ダブルアーム・スープレックスとつなぐ。石川は真琴と妹加のサンドイッチ攻撃をかわし、真琴にダイビングクロスボディ、乙女の逆襲で勝負に出るも、これをしのいだ真琴はスピアーからの盛艶のうねりで石川から3カウントを奪った。




◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
真白優希&○チェリー(10分11秒 片エビ固め)櫻井裕子&バニー及川×
※チェリトーンボム





真白&チェリーが現&元トライアングル王者タッグを結成。櫻井&バニーと対戦した。試合前になかなか先発が決まらない櫻井とバニーに、「2人で来い!やってやるよ!」と挑発。当然のように2人攻撃を受け、一気にピンチとなるが、ここでチェリーがアシストし、チェリーがバニーに、真白が櫻井に、同時キャメルクラッチを決めながら「大阪名物!」とたこ焼き攻撃、さらに「大阪名物タコ殴り!」頭をぺたぺた叩きまくる。チェリーのリードもあり、すっかり勢いにのったトライアングル王者チームは、バニーが蹴りの連打からロープに飛んだところを真白がリング下から足を引っ張って自爆させると、チェリーが櫻井、バニー2人を捕まえ、真白がホワイトクロスボディを炸裂。



最後はバニーに真白がシャインホワイトインスペース、続けてチェリーがチェリトーンボムを決める連続フィニッシュ技で勝利した。


◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
○朝陽(9分01秒 ビクトリーサンライズ)NATSUMI×





前日の道場マッチで藤本相手に10分ドローとなる好試合をみせた朝陽がNATSUMIとシングル初対決。3月20日後楽園ホール大会に続き、藤本コスチュームでリングに立った朝陽は序盤からNATSUMIの仕掛けをしのぎながら、自分のペースに持ち込むなど、余裕のある攻防をみせる。グランド技でもしっかりNATSUMIのスタミナを奪い、カウンターのネックブリーカードロップ、ミサイルキックとつなぎ、裏拳2連発からのビクトリーサンライズでフィニッシュした。




◆第4試合 シングルマッチ15分1本勝負
○藤本つかさ(13分14秒 インフィニティ)松下楓歩×





過去に4度、タッグマッチでの対戦はあるものの、シングルでは初対決となった藤本vs楓歩。楓歩にとっては3月20日後楽園ホール大会での山下戦に続いてのチャレンジマッチだ。序盤の力比べで藤本を押しつぶした楓歩だが、再度、力比べを仕掛けた藤本は楓歩が応じようとすると、足を踏みつけ、さらにサッカーキックと、藤本らしい揺さぶるに出る。しかし、藤本の揺さぶりにも楓歩はカウンターのドロップキックをヒットさせ、タックルで吹っ飛ばすなど、持ち前の気持ちの強さを発揮し対抗。ブレーンバスターはこらえられて卍固めに取られた楓歩だが、これを払い腰で逃れると藤本相手にはりつけドロップキックを披露。怒った藤本がエルボーを仕掛けるも、楓歩も真っ向から応戦する。藤本はカサドーラ、PK、串刺しドロップキックから低空ドロップキックを狙うが、これをカウンターのドロップキックで返した楓歩が、逆に串刺し低空ドロップキックをヒット。さらにサイドバスターで勝負に出た楓歩は藤本のビーナスクラッチも切り返し、ドロップキックを決める。さらにドロップキック6連発からフォールに入るも、これをキックアウトした藤本が仕返しのドロップキック6連発を決める。さらにサッカーキックからの極楽固めを決めた藤本。





なんとかロープに逃れた楓歩は藤本のインフィニティを逃れてのブレーンバスター、ミサイルキックで勝負に出るも、藤本の蹴り、串刺しドロップキック、ミサイルキックを浴びてしまう。それでも藤本のダイビングローリング・ネックブリーカーを雪崩式ブレーンバスターで切り返した楓歩はエルボー、さらに張り手を打ち込むが、張り手で返した藤本がインフィニティを狙う。これをブルックバスターで返した楓歩は藤本の延髄ハイをかわしての延髄ハイを決め、ドロップキック、さらに藤本の胸元への強烈ミドルキックで勝負に出るが、これをしのいだ藤本はビーナスクラッチ、ソバット、延髄ハイ、ダイビングローリング・ネックブリーカとつなぎ、最後は3度目のトライでインフィニティを決め、粘る楓歩からカウント3を奪った。



試合後、藤本はマイクを手にすると「無限大ルーキーに無限大のインフィニティをプレゼントしました。デビューしてまだ4ヵ月?(観客に向かって)すごくないですか?(拍手が起こる)。楓歩の成長は一番驚きます。つくしがいなくなって、私が休業に入って、大丈夫かなっていうお客さんもたくさんいると思うんですけど、楓歩みたいな若手がアイスリボンにはいっぱいいます。みんな安心してください。たのもしいでしょ。たぶん休業前のシングルは最後だと思うけど、私、まだまだいるから残り一緒に頑張っていきましょう。」と語った。



楓歩が泣きながら「なんで休業するんですか?自分は藤本さんとタッグ組んでベルトに挑戦したりしたかったんですよ。」と語ると藤本は「ベルトに挑戦したいの?ベルトを巻きたいの?どっち?」と確認。楓歩が「どっちもです。」と返すと「巻こうよ!巻こうよ!まだ時間あるからさ、巻こうよ!次の試合でリボンタッグの選手権があるけど、勝った方に私達で挑戦しようよ。やろうよ!ベルト巻こうよ、2人で。私もまだまだ挑戦したいよ。いい?」と藤本。「お願いします!」と頭を下げた楓歩。藤本&楓歩がベルト獲りに動き出すことが決定した。

〈試合後の藤本&楓歩〉
藤本「私と試合して言いたいことが3つあるって言ってたけど、何?」
楓歩「1個目はさっきリングで言った挑戦。2つ目は藤本さんが絶対、100%戻ってくる保障はないけど、またシングルやりたいなと。3つ目は藤本さんじゃなくて、つっかさんと呼んでいいですか?」
藤本「(笑)。何、可愛いんだけど。いいに決まってんじゃん。後輩が藤本さんからつっかさんに呼び方が変わる瞬間が好きで、なんか近くなった気がする。」
楓歩「私、藤本さんをつっかさんって呼ぶのって、許可が必要だと思っているんですよ。」
藤本「そんなことないよ。咲蘭は最初からつっかさんだから。ではつっかほタッグで、ベルト巻くんで、次の試合、じっくり見ていたと思います。」
楓歩「たのもしいパートナーです。お願いします。」

――たのもしい貪欲な後輩が増えてきました。
藤本「前からこんな感じだったけ?何かでスイッチ入ったのかなって。若手が本当に頼もしくて、不安ないですね。楽しみしかない。ていうか、私の帰ってくる場所がなくなりそう。今日、私の技やってたよね!また新しいつっかを見せられるように帰ってきます!」


◆第5試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者]星ハム子&×星いぶき(13分52秒 体固め)SAKI○&清水ひかり[挑戦者]
※カワイルドニードロップ
※第54代王者2度目の防衛に失敗 第55代王者誕生





Galaxy Punch!のチーム名で昨年から今年にかけて第26代WAVEタッグ王者として3度防衛に成功しているCOLOR'SのSAKI&清水。3月20日後楽園ホール大会ではつくしのICE×∞王座に挑み、あと一歩と迫る好ファイトをみせたSAKIは、清水とともに奇襲を仕掛け、ハム子を場外に落とすと、いぶきをとらえてのCOLOR'Sポーズを決めるが、即、リングに戻ってきたハム子がこれを妨害。2人をコーナーに振ってのダブルお・し・り・ダーッを決める。序盤からタッグチーム同士らしい攻防が見られ、試合はそのお互いのチームワークを活かした好試合になった。





終盤、SAKIをとらえて攻め込んでいった親子スターだが、SAKIといぶきのエビ固めの攻防から、ダブルのハムロールも、これをこらえたSAKIがブレーンバスター、ビックブーツと畳みかける。いぶきが水平チョップから丸め込みと反撃に出るも、いぶきのグッドいぶニングをこらえたSAKIがビックブーツ、ブレーンバスター、コーナーからのエルボーとつなぎ、最後はカワイルドニードロップでフィニッシュした。





〈試合後のリング上〉
SAKI「Galaxy Punch!インターナショナルリボンタッグ戴冠しましたーっ!第55代、ゴー!ゴー!で、これからもCOLOR'Sがこのアイスリボンのリングをいっしょに勢いに乗せてあげたいと思います。いぶきちゃん、卒業式に持って行く、その目標もう終わっちゃったもんね、次の目標が見つかった時にまた挑戦してきてください。そしてハム子さん、今日はココイチ150万円分食べていただきまして、20キロ戻していただきましたら、また私達のベルトに挑戦してきてください。お待ちしております。」
※4人で握手を交わす。
SAKI「おい!さっき聞こえてたよ。何?試合前。聞こえてたけど。ベルトに挑戦?上がってきてもらっていいですか?(※藤本と楓歩がリング上へ)まあ上がりながら聞いてくださいよ。私は思うところが多々あります。1年9組は一区切り?次は藤本さん頼りですか?藤本さん、私は防衛戦をするならアイスリボンの未来としたかったです。なんで朝陽じゃなくて藤本さんが来るのか、私は納得いきません。でも私は6年前このベルトに挑戦して藤本さんから獲られたので、今度は王者と挑戦者の立場が逆で、まあ面白いじゃないですか。いつでも挑戦受けますので。何か言うことあります?(※マイクを手にするも言葉がでない楓歩)それなりの覚悟を持ってリングで発言しろよ!こっちは覚悟持ってこのリングに上がって来てんだよ!」



藤本「アイスリボンの未来?私だってアイスリボンの未来だよ!ずっと未来を見せ続けてきたの。私が復帰することもここ、アイスリボンの未来。楓歩が夢をかなえることもアイスリボンの未来。それじゃダメ?いけない?」
SAKI「いいんじゃないですか。承知しました。ここはアイスリボンのリングですから。でもいつでも、また6年越しに対戦できること楽しみにしてます。」
藤本「ありがとう。SAKIちゃんの活躍はよく知ってる。清水ひかりさん、SAKIちゃんの弟子?子分?おまけ?」
清水「みんなが認める弟子です!」
藤本「どうしてもSAKIの次、器用貧乏のイメージがあるけども、どんなもんか楽しみにしてます。」
清水「私は器用貧乏です。だから根性だけでここに来た。根性ねーやつに負けるわけねーだろ!」
藤本「根性以外も見せてもらえるように楽しみにしてます。」
清水「(楓歩に)なんか言えよ。」
楓歩「私がアイスリボンの未来です。COLOR'Sにベルト獲られたまま、藤本さんが…。(※言葉に詰まる)。自分は藤本さんとベルト巻きたいんですよ。絶対に巻きます。」
※藤本と楓歩がリングを降りる。
清水「(藤本に向かって)器用貧乏って言うな!」

〈試合後のGalaxy Punch!〉


SAKI「私は個人的には目標を3つ掲げてて、1つめはICE・つくしさんには叶わなかったんですけど、2つめ、叶えられた。ひーちゃんありがとう。(※二人で拳を合わせる)次期挑戦者、私は納得がいかなかったから素直にその思いを伝えさせてもらいました。でも私だけじゃないと思うんですよ。お客さんの中にも朝陽が頑張ってるのを知ってるし、納得いかないことはしっかり納得いかないって発言させてもらわないと届かないですよね、きっと。私たちアイスリボンじゃないし。でもチャンピオンになったからには発言させていただきました。私たちがアイスリボンを引っ張ります。イェ〜イ!ひーちゃん、言われっぱなしにしてなかったね。マイク、かっこよかったよ。」
清水「ほんと?色々想う人はいっぱいいると思う。私、器用じゃないし。でも、つっかさんは天才って言われる人だから、私みたいな人の気持ちは分からないと思う。でも、こういうヤツでもプロレスはやる気と根性とステキな環境があればベルトは獲れる。それを証明したと思う。今回アイスリボンで。下の子たちがどういう夢を見て未来を見てるか分からないけど、私も憧れる一人になれる自信がある。COLOR'Sはそれだけキラキラしてるから。だから誰の挑戦でも受けます。」
SAKI「めっちゃ頼もしくなったね。ギャラパン、更に逞しくなって力100倍!」


◆第6試合 ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]○春輝つくし(15分48秒 ハルカゼ)トトロさつき×[挑戦者]
※第33代王者6度目の防衛に成功

つくしのICE×∞王座に挑戦表明したトトロは「地元で恥ずかしい思いはもう絶対にしません!」と宣言したトトロは大会前の代表挨拶でも「6年目の第一歩で、大好きな大阪でベルトを巻くので応援よろしくお願いします!」と語り、地元の声援を受けてメインの青コーナーに立った。がっちりと握手を交わした2人の戦いはロックアップでスタート。あっという間につくしをロープ際に追い込んだトトロはクリーンブレイクで離れると、ロックアップとみせて強烈なヘッドロックに入る。つくしも切り返しからのヘッドロックに出る。持ち上げようとしたトトロだが、それをエビ固めで切り返したつくし。トトロはあせることなくタックルでつくしを場外に落とすと、コーナーに上がろうとする。サッとリングに戻ったつくしは逆にトトロを場外に落とすとコーナーからの場外ダイブを決める。



さらに倒れたトトロにストンピングを入れてリングに戻すと片足ファールもカウント2。つくしはトトロの手の甲にフットスタンプを決め、串刺しドロップキックでカウント2。トトロを起こしてボディスラムを狙うが、トトロが体重をかけて潰してのカウント2。トトロはボディスラムからコーナーに上がって、つくしが戦前に「食らいたくない。」と警戒していたダイビングセントーンを狙う。



これに追い付いたつくしはコーナーのトトロをデッドリードライブに決めようとするが、トトロの踏ん張りに諦めて、助走をつけて下から突き上げるドロップキック2連発で落とす。逆にコーナーからのダイビングフットスタンプを狙うが、これはトトロがわかす。つくしをリフトアップしたトトロは動くこと雷霆の如しをを狙う。つくしは前方に回転して逃れようとするも、これをこらえたトトロはつくしの両足を取り、コンバインに持ち込む。必死にロープに逃れたつくしはトトロのクロスボディをドロップキックで叩き落すと低空顔面ドロップキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。つくしはトゥインクルスターロックへ。ロープに逃れたトトロにストンピング、膝蹴りを連打したつくしがロープに飛ぶが、トトロはカウンターのボディアタック、さらにつくしの両手を取ってのボディプレスでつくしを吹っ飛ばし、串刺しボディアタックからフォールもカウント2。再びダイビングセントーンを狙うトトロだが、これをつくしは雪崩式フランケンで切り返しカウント2。ダイビングフットスタンプもカウント2。つくしはジャーマンで投げるもトトロはこれを潰し、つくしを抱え上げようとするが、つくしは逆打ちで返す。サッと起き上がったトトロは飛び込みラリアット。両者ダウン。じわじわと起き上がった2人はエルボーの打ち合いへ。



つくしのエルボーのガードしてゴリースペシャルに決めたトトロは、変形バックブリーカーでつくしを絞り、エルボードロップでカバーおカウント2。串刺しラリアットも決めるが2発目をドロップキックで逃れたつくしはラ・マヒストラルを狙うがトトロが反転。つくしはハルカゼにいくが、その両足をがっちりと捉えたトトロつくしを振り回して投げると、ボディプレスでフォールもカウント2。カミカゼを狙ったトトロだが、つくしはこれを逃れエビ固めでカウント2。トトロに前方から飛びついたつくしをトトロがライガーボムもカウント2。動くこと雷霆の如しを決めるもつくしがカウント2で返す。



悔しがるトトロはコーナー際につくしを引きずりダイビングセントーン。これを間一髪かわしたつくしにクロスボディもカウント2。さらにラリアットもカウント2。再び動くこと雷霆の如しを狙うトトロをつくしはウラカン・ラナ。カウント2。さらにフットスタンプもカウント2。でんでんむしもカウント2。最後はつくしがハルカゼでトトロを下した。



〈試合後のリング上〉
つくし「防衛成功しました。徐元凱旋のパワーってすごいなって改めて思いました。自分は5月4日以降の(アイスリボンの)未来は皆さんに見せることはできないけど、12年間、自分なりに未来を見せ続けてくることができました。こんなに頼もしいトトロさんがいて、アイスリボンの若手はこのリングで頑張っているし、自分がいなくなっても、このアイスリボンのリングは未来に輝いているなって、今日、確信しました。自分は5月4日までですが、これからもアイスリボンを、大阪の皆さん、応援よろしくお願いします。」



トトロ「つくしさんはめちゃめちゃ強いし、プロレスラーとしても人としてもすごい。それだけじゃなくて、みんなのことを見ているなってすごい思うんです。私がずっとベルトを巻きたい、チャンピオンになりたいって言っているのを、ずっと応援してるって今回挑戦したときに言ってくださいましたよね。すごい嬉しかったです。つくしさんの引退前、ベルトを持って引退するっていう、その夢だけは阻止したかったから、それがかなえられなくてめちゃめちゃ悔しいです。でも入門したての何もできなかった私をずっと最初から優しく厳しく指導してくれたつくしさんと今日、試合ができて嬉しかったです(と涙声で語る)。今日はありがとうございました。」
つくし「そうなんですよ。自分、引退までにひとつの目標があって、このベルトを持って引退すること。だから5月4日まで防衛戦はやりません!」
※朝陽がリングに上がる。


朝陽「つくしさん、5月4日、ベルトを持ったまま引退されちゃあ、自分たちの未来には困るんですよ。自分はアイスリボンの未来を背負うっていう覚悟を持ってリングに上がっています。そのICE×∞のベルト、挑戦させてください。」
※いぶきがリングに上がる。
いぶき「朝陽はこれから背負う覚悟ができているって言っているけど、もう自分はアイスリボンを背負っています。だから、そのシングルベルトに挑戦する資格があると思います。自分にも挑戦させてください。」
つくし「いや〜びっくりですよね、皆さん。いいですよ。5月4日、つくしの引退の大会で防衛戦やりましょう。でもチャンスは自分で掴むものだと思うので、5月4日までに勝ったほうとベルト懸けてやりますよ。どうですかね?どこでやりますか?」
いぶき「早い方がいいんで、自分は4月2日にやりたいです。」
つくし「お前、やりたいなら、もっとはっきり言えよ!」
いぶき「4月2日にやりたいんだよ!」
つくし「じゃあ、4月2日、横浜ラジアントホール大会でICE×∞王座次期挑戦者決定戦、星いぶき対朝陽。勝ったほうと5月4日にタイトルマッチやりますので、よろしくお願いします。」



朝陽「いぶ、恨みっこなしで、未来の試合をしよう。」
※いぶきと朝陽が握手。5月4日の横浜武道館大会へのアイス以外の参加選手をスクリーンで発表。最後はつくしが締めを務め、大阪大会が終了。

〈試合後の春輝つくし〉


「ありがとうございました。無事に防衛することができました。やっぱり地元凱旋てなると地元のパワーが凄い漲ってて、トトロさんが。地元の愛を感じましたね。でも、自分は5月4日、これ(=ICE×∞王座)を持って、大事なモノを持って引退すると、最後の目標を決めているので、トトロさんに負けるわけにはいかなかったです。恥ずかしい思いをさせますよって言ったんですけど、こんなに頑張っている姿を見たら、絶対にカッコいいって思ってもらえるし、トトロさんの地元凱旋で引退前戦わせていただけたことが本当に嬉しかったです。大阪っていう場所は自分の中で凄い特別で、なんか最後ってなると引退するんだなっていう実感が沸いてきますね。本当に自分が大きな壁にぶつかって、ベルトを巻けなくて、やっとリボンタッグのベルトを巻いた場所でもあるし、イベントでもたくさんつくしを応援してくれるファンの人が増えたりとか、本当に大好きな町なので、最後に来れてよかったなと思います。次、朝陽かいぶき、本当に二人はアイスリボンの未来だなって思う二人なので、挑戦表明に来てくれて嬉しかったです。自分にはもう時間がないので、どっちか自分でチャンスを掴むモノがプロレスだと思って居るので、掴んだ方とバチバチ試合をやりたいなと思って居ます。いぶきも朝陽もこんなにちっちゃい頃から自分は知っているので、二人の練習を指導した先輩でもあるので、朝陽とも10分ドローになってるんですよ、この前の道場マッチで。いぶきともSpring Meteorっていうタッグを組んで優勝したりとかしているので、思い入れのある二人なんですけど、自分はこのベルトを離して引退すると後悔が残ると思うので、ベルトを持って引退しないなと思っています。」