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試合結果

アイスリボン1171 in SKIPシティ

2022年01月09日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分



アイスリボン1171 in SKIPシティ
2022年1月9日(日) SKIPシティ多目的ホール
11時30分開場/12時00分開始
観衆:158人(満員)

◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
○櫻井裕子(6分52秒 ブレーンバスター・ホールド)石川奈青×

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
○チェリー&咲蘭(12分20秒 ギブアップ)バニー及川&キク×
※地獄へようこそ

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
○SAKI&清水ひかり(12分47秒 片エビ固め)朝陽&松下楓歩×
※リバーススプラッシュ

◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○尾ア妹加(9分06秒 ギブアップ)真白優希×
※お好み焼き式アルゼンチンバックブリーカー

◆第5試合 タッグマッチ20分1本勝負
星ハム子&×網倉理奈(13分40秒 インフィニティ)藤本つかさ○&真琴

◆第6試合 タッグマッチ30分1本勝負
×春輝つくし&まなせゆうな(13分51秒 グッド・いぶニング)星いぶき○&トトロさつき


◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
○櫻井裕子(6分52秒 ブレーンバスター・ホールド)石川奈青×





2月12日に旗揚げする新生COLOR'Sのメンバーである4選手参戦の今大会で、アイスとCOLOR'Sのシングル対決がオープニングマッチで実現した。18年11月15日デビューの櫻井に対して、石川は1年半遅れの20年5月4日にデビュー。試合は激しいタックルのぶつかり合いで共に譲らぬ意地をみせるも、うまくタイミングをずらした櫻井のタックルが決めり、石川をぶっ倒す。さらにコーナーに振り、石川を踏みつけるが、一方の石川もボディスラムから串刺しボディアタック、さらにタックルで櫻井にお返しの一撃を決める。しかし、櫻井は逆エビ固めからドラゴンスリーパーを決めると、石川の丸め込みをしのぎ、最後はボディスラムからのブレーンバスターホールドでフィニッシュした。


◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
○チェリー&咲蘭(12分20秒 ギブアップ)バニー及川&キク×
※地獄へようこそ





チェリーと咲蘭が親子以上の歳の差タッグを結成した。チェリーとのタッグに張り切る咲蘭は先発を買って出ると、チェリーとの連係もスムーズに決めるなど、試合の流れを掴む。チェリーもグランド技できっちり絞め上げ、トリッキーな動きで新人のキクを翻弄。途中、咲蘭が捕まるシーンも見られたが、最後はチェリーがキクのドロップキックをバニーに同士討ちにさせると、場外に落ちたバニーを咲蘭が馬乗りになって足止めする間に、キクに熟女でドーンを決め、地獄へようこそでカウント3を奪取。試合後、咲蘭がチェリーと手を取り合って大喜びするシーンが微笑ましく映った。




◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
○SAKI&清水ひかり(12分47秒 片エビ固め)朝陽&松下楓歩×
※リバーススプラッシュ







朝陽&楓歩の1年9組の同級生タッグがWAVEタッグ王者でもあるCOLOR'Sの2トップ、SAKI&清水のGalaxy Punch!に挑んだ一戦。試合と同時に相手コーナーに突っ込んでいった朝陽と楓歩は、序盤から連係、合体技を駆使しながら、真っ向からぶつかっていく。朝陽は臆することなく挑発的な態度を随所でみせるなど、試合のペースを握っていくが、要所要所でSAKIと清水が若い2人の勢いを止める切り返しをみせる。最後は楓歩を捉えたSAKIがカンパーナを決め、カットに入った朝陽を楓歩の上にブレーンバスターで投げ落とすと、ダメージの残る楓歩に、リバーススプラッシュ2連発を決めてのフォール勝ち。タッグ王者の強さを見せた。


◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○尾ア妹加(9分06秒 ギブアップ)真白優希×
※お好み焼き式アルゼンチンバックブリーカー





1月16日後楽園大会でトライアングルリボン王座戦を行う妹加と真白(※もう1人の挑戦者は松本都)がシングルでの前哨戦を行った。妹加にロックアップ、力比べを仕掛けていく真白だが、いずれも妹加に余裕で潰されてしまう。「そんなもんか、真白!」と挑発する妹加はスリーパーホールド、キャメルクラッチと、じわじわと真白にダメージを与えていく。真白も妹加の腕に的を絞りアームロック、腕ひしぎとグランド技を仕掛け、さらにエルボー、クロスボディと気合を入れた反撃に出る。しかし、真白の三角絞めを持ち上げて潰した妹加は、逆片エビ固めで絞め上げ、さらにアルゼンチン・バックブリーカーから足の部分を持ち上げて、より上半身を弓反りにするお好み焼き式アルゼンチン・バックブリーカーでフィニッシュ。パワー全開で真白を下してみせた。

〈試合後のリング上〉
妹加「真白さん(前回の)後楽園ホール大会の勢い、どうしちゃったんですか?でも、私を腕責めしてくるなんて、結構考えてきてるかな。でも、松本都に勝っただけで満足してんじゃねーよ。そんなヤツのこのベルトは獲れないから。」



真白「松本都に勝ったぐらいで満足してねーよ!後楽園、1週間前にシングルで負けてしまうのは凄く悔しい。でも、私、こんなんじゃないんで。まあ後楽園の真白優希、見てて下さい。ちなみに明日は成人式です。今日勝って明日楽しい気分で乗り切りたかったんですけど、気持ちをちょっと切り替えて、明日は楽しみたいと思います。そして、ハタチになってベルトを獲りたいと思って居るので、20歳最強伝説、真白が作っていきたいと思います。はい。どーも失礼しました。」


【斉藤一二三レフェリー引退挨拶】
※第5試合の前に斉藤一二三レフェリーが1人でリングに立ち、次のように語った。


一二三「ついに、ひふみん結婚…はまだなんですけど、3月20日にアイスリボンレフェリー卒業します。(リングサイドから「泣くなよ!」の声が飛ぶと)泣かないよ。いっぱい考えて出した答えです。色々喋ろうと思ったんですけど、泣きそうなのでこれぐらいで。残り3月20日まで僅かですが、カッコいいレフェリーを目指して精一杯やっていきます。よろしくお願いします。」
また、試合後、藤本に促されて、再びマイクを手にした一二三レフェリーは「先ほどはいっぱいいっぱいで卒業と言いました?言いました?私、引退いたしま〜す。」と訂正した。


◆第5試合 タッグマッチ20分1本勝負
星ハム子&×網倉理奈(13分40秒 インフィニティ)藤本つかさ○&真琴







ハム子と網倉がぽっちゃりタッグを結成し、藤本&真琴組と対戦。ハム子とのタッグで気合いの入る網倉はハム子とのお・し・り・だーッ!競演を決めるが、一方の藤本&真琴もハム子&網倉の攻撃をしのぐと、ハム子にアイストレインを決めるなど、息の合った動きをみせる。途中、藤本が一二三レフェリーを呼び込み、コーナーのハム子にスイング。一二三レフェリーに串刺しドロップキックを決めさせて、2人でハイタッチ。怒ったハム子が藤本をコーナーに詰めての腹ウォッシュで応戦。試合は両チームが持ち味を活かした好試合に。終盤は藤本と網倉の一騎打ちとなるが、網倉は藤本のビーナスクラッチを切り返しのエビ固めに決め、ダイビング・ローリングネックブリーカーもカウント2で返すなど、思わず藤本が驚きの表情をみせる健闘をみせたが、最後は藤本のインフィニティが決まり、網倉を沈めた。

〈試合後のリング上〉
藤本「(※ハム子に向かって)我々古株、まだまだ頑張らなきゃいけなくなりましたね。」
ハム子「引退できないじゃ〜ん!(と、大絶叫)」
藤本「網倉さん、あ〜みん!私覚えてるよ。シングルやろうって言ってくれたその約束。いつか、いつかやりましょう。私からは言わないけど、舞台を作って来て。よろしくお願いします。」
網倉「(力強い声で)はい!」
藤本「ところで真琴さん。久々にタッグ組ませていただいて、なんかしっくり来ると言うか、なんか懐かしさもあるタッグだったんですけど、去年から凄くお客さんに言われることがあるんですよ。私と真琴さんのシングルマッチが見たいって。私もやりたいです。1月16日スケジュールいかがですか?」
真琴「(※売店の方を見てマネジャーの松澤さんに)空いてますか?松澤さん。空いてる?空いてました。」



藤本「そこでシングルいかがでしょうか?」
真琴「もちろん受けて立ちます。あと、アイスリボンのOGとして一言言わせてください。今、アイスリボンはちょっと大変な状況ですよね。でも、辞めた私がこんなこと言うのはアレなんですけど、今日プロレスファンでアイスリボンのことを知らない人はいないと思います。で、私も辞めたとはいえアイスリボン出身であることを誇りに思ってます。プライドを持って戦っています。何よりアイスリボンがここまで続いてこれた、そしてここまで大きくなれた、人数が増えたっていうのは絶対藤本さんがいたからだと私は思ってます。これは心の中からの本音です。こんなこと言える身じゃないんですけど、アイスリボンを守ってくれてありがとうございます。来週のシングル、藤本さんが凄い選手だっていうのは私も分かってます。でも、私も今それなりに自分に自信ありますので、16日楽しみにしております。よろしくお願いします。」
藤本「私そこで真琴さんにお伝えしたいことがあります。覚悟してください。よろしくお願いします。」
真琴「こ、怖い…。」
藤本「(※真琴が退場したあとで)あともう1つ言いたいことがあります。2月23日、アイスリボンの横浜大会がある夕方の興行で、初めての藤本つかさ自主興行を行いま〜す!私、女子プロレスは青春だと思ってます。タイトルは青春きっぷ。あともう1つ、(売店の方を見て)優華待ってるよ。」

〈試合後の藤本つかさ〉


「(新生アイスリボン初のビッグマッチはいかがですか?)若手が元気だなと思って、これから若手の試合を試合順の後半にしてほしい。(ベテランが頑張るとも言ってましたが)マスト、マスト。なんかもういいかなとか毎年思うんですけど、その度に何かがあって、そういう星の下に生まれたのかなって思ってはいます。出会いと別れだけでなく、色々な再会があったり、再会の中にも新しい芽が出て来てるのかなって。(その中で16日に真琴選手とのシングルを行うことになりましたが)思うところがあって私がシングルをしたいと言ったので、16日の後楽園でお伝えしたいと思います。(2月23日には自主興行も行うと)初めてなんです。今考えているのは、私13年間でデビュー戦の相手を何度かさせてもらっているので、私がデビュー戦をした皆さんのタッグマッチとかを組んでみたいと思ってます。」


◆第6試合 タッグマッチ30分1本勝負
×春輝つくし&まなせゆうな(13分51秒 グッド・いぶニング)星いぶき○&トトロさつき



1月16日後楽園大会でICE×∞王座戦を行うつくしvsいぶきの前哨戦。さらにアイス初参戦のまなせは翌日のガンバレ☆プロレス板橋大会でトトロとシングルマッチを行うことが決まっており、ダブル前哨戦のタッグマッチがメインで組まれた。試合はそのまなせとトトロの顔合わせでスタート。ロックアップからタックルのぶつかり合いと、ヘビー級2人の激しい攻防が試合に火をつけると、代わったいぶきにつくしがいきなりはりつけドロップキックの先制攻撃。さらにまなせを呼び込んだつくしはまなせにおんぶさせて、いぶきの手の甲を踏みつけると、さらに串刺しおんぶボディアタックを決める。勢いに乗るつくしをトトロがエプロンでの踏みつけで動きを止め、いぶきをフォロー。







そして中盤にはつくしといぶき2人ならではのエルボーとチョップの打ち合いがこの日も実現。両者一歩も退かない攻防をみせ、タイトル戦での打ち合いがさらに激しくなることを予感させた。最後はまなせとのダブルブレーンバスターをいぶきに決めたつくしがコーナーからのダイビングフットスタンプからでんでんむしを決めるが、これをいぶきが反転して丸め込む。キックアウトしたつくしにグッド・いぶニングを狙ったいぶきだが、今度はつくしが反転して、その場飛びのフットスタンプからのエビ固めへ。キックアウトしたいぶきに今度はつくしがハルカゼ。これもいぶきが切り返す。そしてキックアウトしたつくしに2度目のグッド・いぶニングを決めたいぶき。これはつくしも切り返せず。いぶきが前哨戦で直接、つくしからカウント3を奪った。



〈試合後のリング上〉


いぶき「調子に乗った〜!勢いに乗った〜!つくしから勝ったぞ〜!!やっぱり星いぶきと春輝つくしの(※自分の頭を指差して)ここの差が出たんじゃないですか〜。なんか言うことありますか?自分が勝ったんですけど。」
つくし「プロレスはな〜…。」
いぶき「(※つくしのマイクを奪い取り)何がプロレスだよ。負けたお前が喋る権利あるんですか〜?なんか言うことありますか?(と、つくしにマイクを向ける。つくしが話そうとすると)言わせませ〜ん。」
つくし「(※生声で)なんだコイツ、ムカつくな〜!」
いぶき「言わせません。やっぱココが違いますね〜。16日楽しみにしとけよ。何か言うことありますか?トトロさん。」
トトロ「まなせゆうな、今日は直接勝ってへんけど勝ちは勝ち。明日は私が絶対に勝って、板橋を私のものにします。」



まなせ「私たちは確かにさ〜、ベルトはかかってないけどさ〜。うちらも前哨戦だったもんね〜。うちらはベルトじゃなくて、ぽっちゃりの未来がかかってるんだ。負けてしまったかもしれないけど、1回勝ったぐらいでお前、調子乗るのも大概にしろよな。」
いぶき「前にも勝ったことあるよ!試合観てんのか!」
まなせ「でもつんつくは負けるわけないんだよ。絶対このベルト守るからな。覚えとけよ!」
トトロ「じゃあ今日勝ったので、いぶき締めてください。」
いぶき「ちょっとトトロさんマイク1本ください。誰にも喋らせません。自分が勝ったんで。今日参戦した選手リングに上がってください。次の後楽園ホール大会でそのベルト獲って、高校生のうちに2冠王に絶対なりたいと思います。プロレスでハッピー!アイスリボ〜ン!!」

〈試合後の春輝つくし&まなせゆうな〉


※先にインタビュースペースに姿を見せ、コメントを出す。
つくし「負けて悔しいですけど、なんか(まなせとの)タッグ楽しかったです。」
まなせ「ほんと?嬉しい!私は初めてのアイスリボンさん、やっと佐藤BIG BOSSが呼んでくれたので。やっと出れましたよ私。でもね、前哨戦だったので悔しいね。もっともっと私が動けたら絶対勝てたのに。ちょっとパワータイプなもので、つんつくみたいな動きは出来ないけど、もっともっときっと私は出来たから、また呼んで。」
つくし「初めてなのにつんつくとか呼んでもらえると、凄い仲良しみたいじゃないですか。」
まなせ「だって可愛いんだもん。」
つくし「私友達いないので、友達になってください。」
まなせ「友達いないタイプなんだ。私もあんまりいないから。またタッグ組みましょう。」
つくし「いぶきと前哨戦だったんですけど、本当に今、勢いがあるし、学力の方も100点獲ったりとか高校生活楽しんでると思うんですけど、プロレスは学力とか全く関係ないと思うんです、自分は。プロレス頭が良くないとこうしてチャンピオンになれないんですよ。自分はテストで100点獲ったことないんですけど、プロレスはずば抜けて良いんですよ。だからチャンピオンとしてやっていけてると思うので、プロレスの恐ろしさと言うか、そういうのも教えてあげたいなと。あのクソガキには。で、自分思ったんですけど、勢いはあって凄いと思うんですけど、今のいぶだったらチャンピオンになるのはまだ早いのかなって思いますね。大会をまとめたりとか選手のことを考えたりとか、まだまだいぶには経験を積んでもらって、この先チャンピオンになってもらいたいと思うので、今の段階では自分が勝ちますね。そういう自信があります。自分がアイスリボンを引っ張っていきます。」



〈試合後の星いぶき&トトロさつき〉


いぶき「勝ちましたよ、トトロさん。」
トトロ「前哨戦でチャンピオンから直接勝ちました。」
いぶき「嬉しい。けど、まだまだですね。これで勝ったって意味ないので。16日ですよね。勝たなきゃいけないのは。」
トトロ「私はまなせゆうなと初対戦。そして、明日のガンバレ☆プロレス今成選手プロデュース興行のシングルマッチの前哨戦でした。今日の肉と肉、ぽっちゃりとぽっちゃり、熱さと熱さのぶつかり合い、あったと思うんですけど、明日はこんなもんじゃないんで。私がまなせゆうなをぶっ倒して板橋グリーンホールもガンバレ☆プロレスも私のものにします。」



いぶき「今日勝ったけれども、なんか聞こえたけども、クソガキって言われましたかつくしさんに。でも、つくしさんもクソガキの時があったんじゃないんですか。クソガキの時があってアイスリボンのトップに立ってるっていうことは自分もトップに立てるんじゃないんですか、16日。まだまだかもしれないけど、つくしさんから獲って、つくしさんから学んでいきたいですよ。勝ったとしてもまだまだこんなクソガキがチャンピオンになって、アイスリボンを全部まとめるなんて絶対に無理なので、色んな先輩から盗み取った上で真のチャンピオンって言われるように頑張りたいなって思います。」
※まなせが乱入しトトロを挑発し、2人がにらみ合う。