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試合結果

アイスリボン1099〜バレンタインリボン〜

2021年02月13日 開始時間 17時00分〜 / 開場時刻 16時35分



「アイスリボン1099〜バレンタインリボン〜」
2021年2月13日(土)アイスリボン道場
17時00分開始/16時35分開場
観衆:58人(満員札止め)

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
宮城もち&〇星いぶき (10分23秒 グッド・いぶニング) 藤田あかね&Yappy✕

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
世羅りさ&〇テクラ (1分03秒 片エビ固め) 春輝つくし&真白優希✕
※ドロップキック
※ツーカウントルール採用

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△雪妃真矢 (時間切れ引き分け) 松屋うの△

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
〇藤本つかさ&鈴季すず (14分11秒 ツカドーラ) 柊くるみ&トトロさつき✕

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
https://www.nicovideo.jp/watch/so39028936
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)


◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
宮城もち&〇星いぶき (10分23秒 グッド・いぶニング) 藤田あかね&Yappy✕





もちとあかねのフランクシスターズ対決。もちはいぶきとの義母子タッグで、あかねはYappyとのパワータッグで臨んだ。試合はいぶきとあかねのタックル合戦でスタート。途中、あかねのヒップドロップを浴びたもちがカニばさみであかねをテイクダウンさせて同じヒップドロップにいくが、これをあかねが浣腸攻撃で応戦。もちが苦悶するシーンもみられたが、両チームが連係、タッチワークを活かした目まぐるしい一戦となり、最後はYappyがいぶきを攻め込み、アックスボンバーで吹っ飛ばした。しかし、追撃に出ようとするYappyの股間にスライディングしたいぶきはグッド・いぶニングでYappyをがっちりと抑え込み、カウント3を奪った。
試合後、Yappyは「またいぶきに負けました。私がハム子さんに似てるから、ハム子さんみたいなYappyには勝つ!って思うんですか?いぶきさんのチョップはホントに痛気持ち良いですね。私の初勝利はいぶきさんでしたね。だからまた勝利します。」と語り、あかねは「いぶきのチョップは痛ぇ。次のホールはまたフランクで組むんですけど、今日の会見でも言ったんですけど、フランクでは自分が負けすぎてて後がないんじゃないかと思ってまして、(相手に)会長がいますけど、今回は会長に勝ったとしてもトライアングルに行くつもりはなくて、ちょっと狙ってるものがあります。今後もしホールでフランクが負けることがあれば、今後を考えて、真剣に勝ちだけを狙って行くつもりでいるので、よろしくお願いします。」と語った。そしてもちは「義母子タッグということで、可愛い娘ちゃんがやってくれました。来週はホールということで、うちらでもやりたいことがあるんだけど、ねぇ、あかね。試合やる前から負けるようなこと考えるのやめようよ。今日対角にいて、私の試合のボルテージを上げてくれたのは間違いなくあかねです。凄い楽しかった。試合なのに楽しかったって言わせるくらいボルテージを上げてくれる人って、一種の才能だと思う。だから、20日は私があかねのボルテージを上げるから。3人で狙ってるものを狙いに行こうぜ!」とあかねに檄を飛ばし、いぶきは「あかねさんのチョップも痛かったですよ。自分はアイスの選手の胸を真っ赤にするとか言ってきたんですけど、やっぱり自分のチョップを受けると痛いんだなと思いました。でも、これからもみんなの胸を真っ赤にさせていって、チョップ使いの王になりたいと思います。ホールはなんと対角にハム子がいるんですけど、今回は親子対決は置いといて、自分と1週間ぐらい違う同期の未来ちゃん、青野未来選手がいるんですけど、未来ちゃんを見て、ホールは楽しみたいと思います。」と語った。


◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
世羅りさ&〇テクラ (1分03秒 片エビ固め) 春輝つくし&真白優希✕
※ドロップキック
※ツーカウントルール採用



2月20日後楽園ホール大会で青木いつ希とのFantastICE王座戦を行う世羅。今回のタイトル戦は通常のプロレス技でのフォールはカウント3となり、凶器を使ってのフォールは3カウントという特殊ルール。これまで2カウント・フォールでの試合を経験したことがない世羅は、前回の道場マッチで藤本に2カウント・フォールでの試合を要望。この日のタッグマッチが実現したわけだ。そして世羅のパートナーになったテクラは、対角コーナーに立つ、2月23日横浜リボンでIW19王座戦を行うつくしを意識。入場式ではつくしのキッズレスラー時代の写真をプリントしたTシャツで登場し、試合ではつくしのフリフリガウンを着こみ、イチゴを食べながら入場すると、イチゴを食べた手をつくしのガウンで拭き、つくしを激怒させた。試合はそのテクラvsつくしでスタート。テクラがガウンの下に着てきたつくしTシャツを脱がせると、そのTシャツでテクラをぶん殴り、さらにTシャツを踏みつける。エキサイトするつくしをなだめようと、真白がタッチを求める。これにつくしが応え、リングインした真白はテクラに「来い!」と右手を挙げるが、テクラはこれを一笑すると、いきなりドロップキックを放ち、カバーに入る。レフェリーがカウント2を叩き、わずか63秒でテクラが勝利。



《再試合》
✕世羅りさ&テクラ (4分39秒 ハルカゼ) 春輝つくし〇&真白優希
※ツーカウントルール採用



世羅は試合に一度も絡まずに、リングを降り、テクラと共に花道を引き揚げようとするが、納得できない真白がマイクを手に再戦を要求。土下座する真白の頭をさらにつくしが踏みつけて嘆願し、再試合が実現。再びゴングと同時にテクラがドロップキックを放ち、カバーに入るが今度はつくしがカット。つくしが真白と交代し、テクラに対して反撃に出る。ここでようやく世羅がリングイン。つくしをエアーズロックで叩きつけるが、つくしもフットスタンプからのエビ固め、さらにタイガー・スープレックスを世羅がこらえると、でんでんむしへ。これは世羅も切り返しのエビ固めで応戦するが、その直後につくしがハルカゼを決め、きっちりと2カウントを奪取。世羅が自ら望んだ2カウント・フォールマッチで完敗を喫してしまった。
試合後、世羅は「負けました。つくしさんに普通に獲られて負けました。しかもここで?みたいな。早っ!みたいな。出て来たばっかじゃん、世羅!みたいな時に負けてしまったんですが、ツーカウントルールの恐ろしさを身を持って分かりました。真白さん、再試合して下さってありがとうございます。助かりました。しっかり勉強させて頂いたので、2月20日の後楽園ホールはほとんどワンカウントで返す気で、がむしゃらに頑張りたいと思います。」と気持ちを引き締めた。またテクラが終始、ニヤつきながら、つくしに「つくし、可愛いですね〜。(自分の着ているTシャツを見せながら)可愛いよ〜。つくしは凄いですね〜。今日、勝ちましたね。今日楽しかったね、つくし。だけど、後楽園ホールであなたの泣き顔を見たいな〜。」と語ると、つくしは「あのさ〜、人のさ〜、旧ガウンを勝手に着たりさ〜、そのガウンでイチゴを食べた汁を拭くとかさ〜、許可なく勝手にTシャツ作るとかさ〜、そういうのしちゃダメって、昔お母さんから教わらなかったかな〜。(藤本がTシャツを見て「誰?」と尋ねると)つくしですよ。小学校6年生ぐらいの顔ですよ。歯もないし、ニキビも出来てるし、目も一重だし!それ着て新宿とか高円寺とか原宿とか歩かないでよ。(テクラが「明日着るよ〜」と笑顔で答えると)やめてくれよ、ホントに。」と語り、さらには「Fantast ICEチャンピオンの世羅さんからツーカウント獲って勝ったということで、自分、そのベルトも視野に入れてるので、よろしくお願いします。」と語った。そして真白は「勝ちました。自分、ツーカウントルール得意だと思います。(会場がザワつくと)え?と、得意だと思います。後楽園はテクラさんと組んで本間さんとつくしさんと戦うわけですね。この試合はガチャ王国にしていきたいと思うので、よろしくお願いします。」と語った。


◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△雪妃真矢 (時間切れ引き分け) 松屋うの△





後楽園大会でリボンタッグ王座戦を行う雪妃とうののシングルでの前哨戦。先に入場してきたうのは後から入場の雪妃がロープをくぐった瞬間に襲い掛かり、雪妃の右膝を狙った徹底攻撃に出る。完全に不意を衝かれた雪妃も応戦するが、勢いに乗るうのは雪妃の蹴り足をキャッチしての裏アキレス腱固め、さらにドラゴンスクリューを決めるなど、雪妃の反撃にもきっちりと切り返し、試合を支配していく。そして徹底したうのの右膝への攻撃に、さすがの雪妃も苦悶の表情をみせ、うのの気迫に押され気味。結果的には10分引き分けに終わったが、試合後も雪妃にうのが襲い掛かり、セコンドがこれを引き離すと、今度は雪妃がうのに殴り掛かるなど、両者の闘争心は収まらず。
試合後、雪妃は無言で引き揚げ、うのは座談会で「今日は最後の前哨戦だったんですけども、今日のお昼に会見の方がございまして、そこで色んな感情がこみ上げてしまって、ちょっと涙を流したりしてしまったんですけども、本当にチャンピオンが言うとおり、色々気付くところが遅くて、エンジンがかかるのも遅いなって、自分自身で思っています。でも、自分は一番の壁は自分自身だと思っていて、それをどう壊していくかが大事だと思っているので、この1週間、自分をどんどん壊しながらタイトルマッチを迎えたいと思います。今日はドローでした。もうちょっと、もうちょっとでギブアップ獲れそうだったんですけど、ホールで必ず獲って、ベルトを巻きたいと思います。」と語った。1週間後のタイトル戦は激戦必至だ。


◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
〇藤本つかさ&鈴季すず (14分11秒 ツカドーラ) 柊くるみ&トトロさつき✕





後楽園大会での山下とのICE×∞王座戦に黄色信号が灯っている藤本。タイトル戦1週間前の道場マッチではすずとの前・現ICE×∞王者タッグを結成し、くるみ&トトロの重量級タッグと対戦した。試合は12月19日『1087』大会以来の道場マッチ参戦のくるみがパワー全開で藤本、すず相手に大暴れをみせる。トトロもくるみに負けじとパワー全開のファイトをみせ、ウエイト差で藤本、すずを圧倒していく。一方の藤本、すずは持ち前のスピーディな動きと連係で応戦。すずが後楽園での対宮本戦対策として、金的攻撃を繰り出し、さらに藤本とのダブルハイキックを決めるなど、好ファイトをみせれば、山下との前哨戦で2連敗を喫した藤本も、敗戦ショックを感じさせない積極的な動きをみせる。最後はビーナスクラッチこそトトロにウエイトを浴びせられて潰されたものの、その直後に電光石火のツカドーラを決め、トトロを丸め込んでの快勝。試合後はリング上で大の字だった藤本だが、起き上がって勝ち名乗りを受けた時の表情は久々に笑顔全開だった。
試合後、トトロは「今、ツカドーラが海外で大バズりしてるらしいですけど、私には動かざること山の如し、動くこと雷霆の如し、ていう如しシリーズという技があって、これには実は私以外の開発プロデューサーがいるわけなんですね。ちょっとプロデューサーと新しい如しシリーズを開発して全世界、全宇宙で大バズりする如しの技を作ろうと思ってます。そして20日の後楽園ホールは、いぶきがハムさんとの親子対決をお休みするらしいので、私は対角、星ハム子しか見てません。星ハム子一択です。」と後楽園ではハム子狙いを公言。くるみは「すずがホールで宮本さんと試合をするということで、自分今日仮想宮本裕向でいったんですよ。金的効くわけないじゃん。でも、仮想宮本裕向になりきれてなかった気がするので、これからいろんな仮想誰々になれるように頑張ろうかな〜と思いました。そして、ホールはフランクが組んでラム会長、浩代さん、安納ちゃんなんですけど、会長と安納ちゃんは置いといて、自分は松本浩代しか見てません。破壊される前に自分が破壊したいと思います。」と、こちらは浩代狙いを公言した。またすずは「くるみさん赤だから、宮本裕向も赤だから、しかも、アイスリボンで一番デカくて重いくるみさんを仮想宮本裕向として、自分も戦おうと思ってたので、心が通じ合ってたようでよかったです。ありがとうございます。ただ、金的効いてたと思うんですけど。トトロさんには全く効かなかったんですよ、女性だから。ただ、くるみさんは効いたと思うんですよ。気のせいですか?(くるみが「気のせい。ただ、アレを宮本さんにやれば一発でイチコロ、イチコロ」と言うと)大先輩からイチコロ、イチコロという言葉が出たので、これから金的を強化して、七番勝負を駆け抜けてやろうと思います。」と語り、藤本は「私もすずも自分より一回りも二回りも大きい相手と後楽園大会で対戦するので、今日はこういうカードを組んでみました。勝ったもののダメージがハンパなくて、ちょっと不安もあるんですが、私は先日スプラッシュマウンテンで負けて弱音を吐いていたんですけど、山下りなに技を継承したダイナマイト関西さんにお会いしてきました。色々話しを聞いて、ダイナマイト関西さんがスプラッシュマウンテンをやる時に嫌だったことをいくつか聞いてきたんですね。その模様は来週の週刊プロレスに詳しく掲載されるんですけど、ヒントを掴みました。今、突破口が見えています。今日も海外でバズっているツカドーラで勝つことが出来ました。トトロは山下よりも体重があるのかな?トトロに勝てたということは、山下にもこの技は通用すると思います。なので、弱音を吐いている自分はもういません。20日強気で初防衛戦行きたいと思います。」と前向きに語った。


【エンディング】


座談会終了後、翌2月14日のバレンタインデーが33回目のリアルバースデーのMIOレフェリーを選手がケーキを用意して祝福。抱負を聞かれたMIOは「33歳。人妻、子持ち、そして仕事もしている。もう、大変なんだけんど、今後も引き続き頑張って大変な人生を歩んで行きたいと思います。脂肪吸引をタンクにねだったんですけど、ケーキを今日は美味しく頂きたいと思います。」と語り、最後もMIOが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めた。